レカ郎写真記


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...... 2021年02月17日 の日記 ......
■ 旭川電気軌道 モハ1001   [ NO. 2021021701-1 ]
先日つい衝動買いしてしまったNゲージのキハ40をご紹介しましたが、今日はそれに影響されて買ったというわけではないものの、最近入手した旭川電気軌道のモハ1001を。



今回入手したのは鉄道コレクションの第16弾にラインナップされていた旭川電気軌道のモハ1001です。
存在は知っていましたが、なかなかお目にかかることができずにいたところ、先日中古導入することができました。

実のところ実車は見たことがないのですが、今の旭川からすればかつてこんな車両が走っていたとはちょっと想像がつきません。あさでんの電車を知っているという人も少しずつ少なくなってきたのではないでしょうかね。

実車の方はと言えば1955年に旭川電気軌道が新製導入したもので、最後の新製車となったもの。73年の廃止と同時に廃車されています。
なお旭川電気軌道の車両は保存車両が少ないものの、その中で生き残った2両のうちの1両でもあります。



今ではすっかりバス会社として定着していますが、かつてはこんな車両を使った鉄道会社だったわけですね。
あさでんの特徴として挙げられるのは、路面電車式でありながら車両が通常の鉄道車両のように床面が高い位置にあるということ。通常路面電車は縁石1つ分くらい高くしたところに電停を設け、そこから車両に乗り降りするわけですが、あさでんの場合しっかりとしたホームが設けられていました。
旭川4条から東川町までの間を結んでいましたが、東川町と言えば今でも水道がない自治体でもあります。大雪山からの豊富な湧き水をそのまま水道利用しているわけですが、もう1つの特徴として北海道随一の米どころでもあります。その米をはじめとした農産品を旭川電気軌道で貨物輸送していました。
国鉄から払い下げの貨車を使用していたものの、機関車を持っていませんでしたので、こうした旅客用の電車で牽引していたようです。
道路を電車が貨車を引きながら走る、今なら考えられないような光景です。
そして貨物駅の旭川からは国鉄で輸送していたようです。

現在も大切に保存されているこのモハ1001、そのうち実物を見に行ってみたいなと思っていますが、もう1つの保存車であるモハ101も気になるんですよね。

市街地では道路上を、郊外では通常の鉄道のような線路上を走るというのはヨーロッパなどで見られるLRTのようですね。

ちなみにこのモハ1001、実車は床下の機器類や台車は黒ですのでこれではなんか違いますね。自分で塗装してもいいんですが、めんどくさですし、なんだかめんどくさいことにもなりそうなのでこれでいいかな〜と。

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