
現在札幌市営地下鉄では南北線と東西線の車両を対象にフルカラーLEDへの転換を進めています。南北線では23年度までの予定で全車フルカラーLEDへの転換を現在進めているところですが、今日はそんな1枚を。
5000系で最初にフルカラーLEDの試験導入が行われたものの、その後なかなか本採用が進まず、これは私の感覚ですが、そうこうしてるうちに東西線の8000系で転換作業が始まり、こちらの方が急に増えて行ったという感じでしたが、5000系でも転換が進み始めました。
フルカラーへ転換後は日本語表記と英語表記を交互に表示するという方法に変わりましたが、今日の写真のように英語表記で見ると一切日本語がないため外国の車両のような感覚すら覚えます。
何気に早いもので5000系も一番古い車両で26年目で車両の寿命とされている30年が目前に来ています。デビューの日、1番列車に乗りに行ったことがありましたが、もうあれから30年近くたってるというのは驚きですが、そんな車両に今更コストをかけて表示機の改修工事を行っているということは、まだこの先も使い続けるということなのでしょうかね。全車がフルカラーLEDになる23年度には、501編成だと28年目で30年目まで残り2年となりますが、まさか改修工事をして数年で廃車ということはないですよね。
途中でシステムの変更なども行っていますから、まだ5000系を使い続けることも可能ということなのでしょうか。 確かに30年近く前に設計された車両ではありますが、それでも全然今も古さを感じないんですよね。なので本来なら置き換えの時期ですが、全然そんな風には思えません。
5000系には3000系の置き換えで入った比較的まだ若い車両もありますが、こちらも改修対象に入っているのかも気になるところです。まあ全車というからには全車なのでしょうけどね。
ところでフルカラーLEDを試験し始めたころに東豊線の9000系が登場していますが、なぜそちらでフルカラーを採用しなかったのか・・・と。やはり試験中だったためなのでしょうか。おそらくそのうち900系もフルカラーLEDに載せ替えという時が来るのではないかと思うのですが、最初からフルカラーでもよかったような気もするんですけどね。 |
|