
今日は札幌市保有の除雪グレーダーを1台。
今日ご紹介するのは札幌市保有のコマツGDー675です。
このクルマはコマツが現在販売するグレーダーの現行型で札幌市、開発局ともに導入が進められているグレーダーの1つ。 このクルマにはG−149の番号がありましたので、これをもとに札幌市の資料で調べてみたところ、令和3年度導入ということで最新式となります。また現段階でこのG−149がラストナンバーになっているようです。
同じ車列に昨年導入のものもいましたが、見た目の違いとしてフロントにLED表示機がついていない点が挙げられます。ただフロントに入る紅白のゼブラ部分に4つ穴がありますので、LED表示機の取り付けは可能なようです。
排気量は6.69Lのようで近年の乗用車に多い1L〜1.5Lで考えると5、6台分ということになるでしょうか。
それにしてもこのGD675−6はほんとにエンジンが静かになったなと感じるんですが、今はこんな重機でも4気筒エンジンなんですね。バスもそうですが昔ではちょっと考えられない小さいエンジンです。 同じ車列にいる古い型のグレーダーからするとエンジン音はほんとに小さいです。
最近は何かにとりつかれたかのように電気自動車推しの世の中ですが、ではこうした重機を果たして電動化できるかと言えばどうでしょうね。バッテリーだけでも相当なものを積まなければならなくなるのでは? またエンジンに変わるほどの仕事をするモーターを積むとなると重量が重くなって逆に燃費が落ちてエネルギー効率的には悪くなるように思うのですが・・・。 |
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