レカ郎写真記


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...... 2022年05月21日 の日記 ......
■ 5年ぶりの四季島   [ NO. 2022052101-1 ]



先日デビュー5周年を迎えた四季島ですが、札幌圏では上りの回送ぐらいしかなかなか撮ることができないダイヤ設定でした。ところが今年から日没前に札幌へ入ってくるようになったためようやく下りの撮影が可能になりました。

そこで先日撮影に出てみたのですが、実に四季島を撮ったのが5年ぶり。つまりデビューの年しか撮っていなかったんですね。
正直私としてはそれほど興味のあるものではありませんでしたし、初年の・・・と言っても上り下りそれぞれ1回ずつですが、撮影に出てみたところ警備が異常に厳重でしたので、ややこしいことになりそうだと感じたのでそれ以来興味の対象から外れスルーしてきました。まあ元々北海道の車両ではないですからね。

しばらく遠ざかっていた四季島ですが、5年ぶりに見たところさすが新車同様のコンディションでした。おそらくワックスがけまでやってるんでしょうね。高いツアー代金を取るからには車両も商品・・・というか四季島に乗ることがメインですので汚くしておくわけにはいきませんし、それだけのお金を取れる状態にしておかねばならないでしょうし。

四季島は5年ぶりでしたが、10両編成という長い編成を見た&撮ったのも久々でした。今10両以上になる列車って基本北海道では貨物列車以外今はないですからね。
そうなると意外と10両編成に対応できる場所がないということも改めて感じました。千歳線の特に下りは撮る場所がないな〜と。

改めて見た四季島ですが、どうも小さく見えるんですよね。フロントのデザインのせいでしょうか。
これはあくまで私個人の感想でこれをいいという人を別に否定するわけではないんですが、どうもこのフロントのデザインがミニバンのテールに見えてしまうんですよね。物足りなさがあるというか。ヘッドライトが縦置きというのは斬新ですが、その分フロントガラスの下ががら空きで寂しいなと感じるのです。テールランプを縦置きにして、ヘッドライトは横置きにするとよかったのかなと。
もう1つこれは見逃せない点ではないかと思うのが連結器カバーがないという点。これはキハ183系のリゾート編成にも言えますが、これらはいつの頃からか本来あるはずの連結器カバーをつけなくなりました。でも連結器カバー込みのデザインでしたので、デザイン性が失われてしまってちょっと残念な感じになっていましたが、四季島にも言えるような気がするんですよね。

四季島は営業運行中基本機関車に牽引されることなどないわけですから、連結器カバーをつけていても問題ないわけです。なのにせっかく統一感のある配色にしてあるのに黒い連結器がむき出しになっているのは目立つな〜と思うんです。
高い料金を取っている列車でしかも車両も凝ったデザインにしてあるのであれば、連結器は隠すべきでは?と思いますし、こういう細かいところにこだわってこその四季島であり豪華クルーズ列車なのではないかと思うのです。

それにしても北海道のほぼすべての線区に入ることができるという四季島ですが、なかなかそういう列車は運行にならないですね。それどころか札幌まで営業列車として来ることが未だにありません。車両自体は札幌どころか手稲まで来ているんですけどね。
デビュー5年の四季島ですが、そろそろ道内完結、あるいは首都圏からやって来て北海道を一周するようなツアーが組まれてもいいように思うのですが、今の段階だと四季島のもつ能力が宝の持ち腐れ状態でもったいないな〜と思うんですよね。そもそも四季島が営業運転中気動車モードで走るのって函館ー登別だけですものね。本州内では基本的に電車モードでしか見ることができないわけですし。
もうちょっとその能力を生かしてあげてるツアーを組んでもいいのでは?と思うのですがね。

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