レカ郎写真記


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...... 2022年07月05日 の日記 ......
■ M101を訪ねて   [ NO. 2022070501-1 ]
先日ちょっと出る用事があった際時間が少しあったので交通資料館まで足を延ばしてみることにしました。
昨年秋に引退ししばらく電車事業所に留置されていたM101が今年2月に保存先である交通資料館に移設されました。以来まだ見に行っていなかったため気になっていたんですね。そこで今回見に行ってみたんですが、いました、地下鉄の高架下にM101です



外から見た感じではほぼ引退当初のままなので保存されているというより、今日は出番がなくて休んでいるだけで現役の車両という感じに見えます。
交通資料館に入っている車両で一番現役車両と同じ装備の車両ということになるでしょうね。



真横から見るとこんな感じです。あまり現役当時はこういうアングルでは撮ってこなかったな〜と。
それにしても天井がギリギリでちょっとでもジャッキアップしたらぶつかりそうなほどですがどうやってここに押し込めたのでしょう。


位置関係としてはこんな感じです



M101の前にササラ気動車とでも称しましょうか、DSB1号がいる位置関係です。



かつての光景をイメージして撮ってみたんですが、実際D1041やDSB1号などの気動車とM101って同居していたことってあるんでしょうかね。

さてM101と言えば相方のTc1は?となりますが、Tc1はこちら




昨年お色直しされてきれいになりましたが、ん?と違和感。M101など現役の車両ならわかるんですが、Tc1だと中ドアのステップ部分が現役車両のような黄色い滑り止めラバーではないんですね。もちろんラバーを新たにつけたわけではなく、塗ったものだと思うのですが、引退当時の姿が少し失われる結果になっていました。

私はM101と並べて展示するんじゃないかと思っていたんですが、橋脚を1つ挟んで別々の位置に置かれていました。これでは親子電車同士ではなく別な車両と見られてもおかしくないかなと。スペースが足りない? でもTc1の横には連接車が保存されているのでそれはないはずです。せっかくなら並んでいる姿で見たかったな〜と。

さて余談ですが、もう5年前後交通資料館は休館していて、地下鉄の高架工事が終わってからも屋内展示スペースの再建が始まらず、このまま交通資料館はなくなってしまうのでは?とすら思うこともありましたが、やっと再建工事が始まっていました。その現場に完成イメージが張り出されていたんですが、それがこちら




最初私はこれを見た時「なに!?」っと思ってしまいました。こんな立派な施設になるようです。私はてっきり前の施設のような高架下にスポっとはまるような感じのプレハブ程度のものだと思っていたので、これから作られようとしている施設がこんな立派なものになろうとは思いもしませんでした。
これを見ると2階まであるようですし、今まで通路だった部分も建物に飲み込まれ、建物が歩道ギリギリの位置まで迫るようなので展示スペースがかなり拡大されるのではないでしょうか。
高架と同じ高さになっていますので、もしかすると窓から高架を走る地下鉄が見られるようになるのかもしれませんね。ちょうどこの位置は車両基地への分岐がある位置ですので、もしシェルター内が見えるような仕組みになっていれば、かなり面白いシーンを見ることができるのでは?
この感じだと1両や2両屋内に車両が入りそうな感じですがどうなのでしょうね。
こんな立派な施設になっても開館は夏場の土日祝だけなのでしょうか?
そして心配なのは有料になったりして・・・ということ。今はなんでもカネカネカネですからねぇ・・・。

出来れば屋外の車両たちももうちょっときちんと雨風から守ってあげてほしいな〜と思ったり。

次M101を見る時は新しい交通資料館が完成してから柵の内側でゆっくり見たいものです。とはいえ工期を見ると1年以上かかるようなので来年度も無理っぽいですけどね・・・。

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