
日本では01年に運用が始まったドクターヘリ、北海道では05年に道央圏向けの運用が始まって以来、旭川、函館、釧路で現在運用しています。
そのうち道央で活躍するのが道央ドクターヘリのもの。機種はユーロコプター、現在のエアバス・ヘリコプターズのEC135。同じ機種は道警でも採用されぎんれい2号として運用しています。
道央圏での基地病院は手稲渓仁会病院で、専用のヘリポートが設けられており、ここを起点に道央圏で要請があれば出動してゆく形となります。 なお運用は中日本航空ですが、ちょっと変わっているのは道内にはほかに3機のドクターヘリがあるものの、釧路市立病院を基地病院にする道東ドクターヘリは機種も運用も道央と同じものの、道南ドクターヘリはアグスタウエストランドAW109SPで鹿児島国際航空が運行受託、旭川赤十字病院を基地にする道北ドクターヘリはMDエクスプローラーのMD902で朝日航洋の運行受託とばらつきが見られます。
鹿児島国際航空は奄美ドクターヘリの運用の他九州方面を中心にヘリの運用を主に行っている会社ですので、なぜ北海道?と興味深いものがあります。
さてこの機体、JA115Dという機体番号が与えられています。 AW109などはもっと鋭いデザインですが、こちらは丸みを帯びた印象です。
面白い点は「DoctorーHeli」のロゴ。横文字ながら「Heli」なんですね。
主に道央圏での活躍ですが、必要があれば圏外にも出るようですし、それどころか関東や中部にも飛来していることもあるようです。
まさに空を飛ぶ救急車といった感じですが、見るだけならいいものの、自分が当事者でお世話になってはいけないものの1つですね。 |
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