レカ郎写真記


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...... 2022年09月17日 の日記 ......
■ お懐かしゅうございます   [ NO. 2022091701-1 ]
先月久々に苗穂工場内の鉄道技術館へ行った時のこと。789系の道央圏転用であぶれてしまい苗穂に長期留置になっている車両を見ることができました。





おお、これぞ元祖789系です。このロゴも久々に見ました。元々は函館まで行かないと見れないものでしたよね。このあぶれてしまった車両、鉄道の車両はおよそ30年が寿命とされていますが、14年で職を失ってしまった者たち。寿命的には半分程度で実質お役御免となってしまっています。実にもったいないですねぇ。JR九州辺りであればうまいこと転用してそうな感じがします。
ただすっかり道央圏向けに改造されてしまった車両に比べるとオリジナルの姿を今に残す生き残りと言えますね。

おやおや?奥の車両、なにやらおかしな色が。最初塗装がはがれてしまったのかと思ったんですが、そうではないですし、ではステンレス丸出しの部分にも色があるのはなぜか?ということになります。

これは私の予想ですが、これから登場するという737系の試験塗装を行ったのではないかと思ったんですね。
なんでも737系は桜色の車体だとか。これもピンクがペイントされていますし、これまでも新しい車両が出てくるとなると廃車となった車両や休車になっている車両で塗装の試験をしていたことが何度もあります。この789系がデビュー前にも789系色のキハ183系というのが苗穂にいたことがありましたが、この789系も737系の塗装試験に使われたのではないかと思ったんですね。

にしてもこんな扱いになってしまうとは・・・。
まあキハ183系は思いっきり塗られていましたが、こちらは遠慮がちにペイント程度になっているというのがまだ未来が残されているのかも?という感じがします。
ちなみにこのペイントされている車両はHEー302でした。




こちらも見逃せません。元々789系は青函連絡を行っていた車両であるという証が残っていました。
こちらも今となっては見ることができないものですね。

う〜ん・・・この頃のカラーリングセンスは全然よかったんですがねぇ・・・。

これら放置車両が報われる日は果たして来るのでしょうか?かつて785系の増結編成が長期留置を経て不死鳥のごとく蘇ったようにこれらの車両も蘇って再び本線へ戻って来る日は果たして来るのでしょうか。

このまま解体というのはもったいなすぎる話ですが、でもキサロハ182やキハ285系という前例がありますからねぇ・・・。なんかJR北海道は無駄が多い気がします。

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