
今日は北海道中央バスから1台ご紹介です。 今日ご紹介するのは北海道中央バス白石営業所所属の札幌200あ343、日野リエッセです。
年式は不明ですがKC代のこのクルマは元々札幌第一観光バスが導入したもの。その後中央バスグループ本体の中央バスへ転属しています。 中央バスでは数少ないリエッセですが、小型貸切バスとなるとさらに限られた台数しか存在しない希少なクルマです。
昔は中央バス本体の貸切車はたくさん存在していたものですが、今ではグループ会社が中心で本体の貸切車はすっかり少なくなってしまいました。その中にあって小型の貸切車が本体に所属するという点が少し面白いところではないでしょうか。
以前は平岡営業所に所属していましたが、現在は白石に籍を置いているようです。 カラーリングは車両ごとにことなっており、こちらははまなすでしょうか。よく見るとシートにもはまなすが刺繍されていますので、特注仕様のモケットなのかもしれませんね。ハイバックのリクライニングシート搭載とグレードは低くなさそうです。
なお奥に見えているクルマは札幌200あ345ですが、こちらはバラが描かれています。
おそらく導入当時定期観光車が車両ごとに異なる花が描かれるフラワーカラーで導入されていましたので、それに沿った形でこちらのリエッセ達も花柄が採用されているのかもしれません。だとすればフラワーカラーの定期観光車なき後、かつてあったフラワーカラーを今に伝える車両ということにもなりますね。
それにしても中央バス内でもKC代は絶滅危惧種になって来ている中、KC代のこちらのクルマは未だ現役。稼働率がそれほど高くないため年式に対して痛みが少ないため長生きしているのかな?と思うのですが、いずれ何かしらのアクションがあるのは確実なこと。その時置き換えになるのか、その時はまたリエッセになるのか、それとも小型貸切車は廃止となるのかが注目ですね。 |
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