今日は北海道バスから1台ご紹介です。 今日ご紹介するのは北海道バスの札幌230あ953、三菱ふそうエロエースです。
このクルマは19年式の2TG代とみられるエアロエース。新製配備は大阪バスだったものと思われます。
低年式のクルマで揃えることを売りにしている東京バスグループですが、そんな東京バスグループの一員である北海道バス内ではまだまだMS0系は少数派。その中でも現行型はさらに少ない状態ですが、そんな中このクルマは現行型の都市間車となっています。
LED表示機はフルカラーのものが採用され、各所にはシグネチャーライトが搭載されています。
おまけでMS9系とMS0系の比較です。 右のMS9系は札幌バスのもの。 こうして見るとハッキリ言ってMS0系はフロントバンパーとヘッドライトの形状を変更した程度で、これらの部品を外してしまえばMS9系と何ら変わりない状態となるはずですが、それでもこれだけ違って見えるというのはすごいですね。エアロスターでも同じようなことをしてモデルチェンジを乗り切っていますが、三菱ふそうはこの手の細工がうまいな〜と感じます。まあ中身は全然違ってるんですけどね。
エアロエースもエアロスターもまだまだ同じ骨格を使い続けるということなのでしょう。使いまわしと言ってしまえばそれまでですが、逆に言えばそれだけ完成度の高い骨格ということにもなるんですよね。80年代に開発して何十年も同じ骨格を使い続けた日野のブルーリボンがそうだったように。 |
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