
先日キハ150を撮りましたが、その写真を見て妙な違和感が。なんだ?と思ったらヘッドライトの上部灯が妙にのボコっと出ているではありませんか。それどころかレンズが小さくなっています。 元々は四角いヘッドライトに四角いレンズがはまっていますが、このキハ150は四角いライトに小さい丸形のレンズがはまっています。 近年鉄道やバスなどでハロゲンからLEDへ転換する動きが見られますが、キハ150も例外ではなくどうやらLED転換されているようなんですね。試験的なのかな?と思いきや、どうやらこの100番台の他に0番台でも見られる変化のようなので本格導入になっているようです。 一部の車両ではすべてLED化されているというものもありますが、キハ150では上部がLEDでも下部はハロゲンのままで残されています。 私個人としてはこの方がいいかな〜と。LEDにも光が広がりにくいなどの欠点がありますのでそれを補うためにハロゲンがあった方がいいように思うんですよね。
それにしてもキハ150も何気に28〜30年目になる車両。もう置き換え時期に入っていますが全然そんな気配がないことと、こうして改めて経費をかけて小改造しているところを見るとまだ使うんだな〜と。 バスの部品などを共用して低コストで製造している車両ですから、キハ40など国鉄時代にきっちりコストをかけて作った車両とは違って強度などは劣るはずですし、30年としている鉄道車両の寿命も当然短くなるはずですが、まだがんばるようです。まあさらに先輩のキハ54も全然置き換えの話が聞こえませんからね。
それにしてもキハ150は全27両しかなく地味な存在ですが、キハ40の製造終了から10年ほどしか経っていない時期に製造された車両のわりには全然違った近代的な車両になっているのに驚きです。この頃の車両は10年で大きく変化しているため、80年〜90にかけてが鉄道車両の転換期だったのかもしれませんね。国鉄からJRに変わったというのも大きいかもしれませんが。 |
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