
今日は沿岸バスから1台ご紹介です。 今日ご紹介するのは沿岸バス留萌営業所所属の旭川230あ400、三菱ふそうエアロエースです。
このクルマは沿岸バスが21年に導入したBKG代のエアロエース。 元々は08年に京王バスが導入したもので沿岸バスでは主に旭川留萌線や特急ましけ号で活躍しています。
エアロエースは沿岸バスでも発注車で導入していますのでパッと見わかりにくいものの、リアスポイラがない、トイレの換気口がルーフにあるなど沿岸バス発注車には見られない特徴があります。 BKG代でミリ波レーダー照射部があるという点も発注車にはない特徴ですね。
さてこのクルマが運用するましけ号、これまであまり聞きなれない路線名ですが、これは増毛経由の特急はぼろ号を運行区間を短くしたもの。留萌駅前−本社ターミナルを廃止した上で20年10月より運行しています。
現在では札幌から国道231号をひたすら走る唯一のバス路線となっていますが、こちらも乗客の現象で維持が困難になってきているとのことですから、そう遠くない将来廃止されてしまうかもしれませんね。 そうなると厚田以北ではバス路線というものが消滅してしまうことになるのではないでしょうか。 かつては北海道中央バスの札浜線も幌や雄冬まで運行していましたがこちらも16年に廃止になっています。そうなるともう路線バスの窓から日本海沿岸の美しい景色を見るということも出来なくなってしまうのかもしれませんね。 年々北海道は公共交通空白地帯が広がる一方な気がしますが、公共交通もインフラと考えるとそれがなくなりつつあるということはいいことではないのは明白でしょうね。こうした事業を国が民間に投げっぱなしという姿勢がそもそもよくないのでしょう。 |
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