
私が鉄道で特に魅力的に感じるものの1つに中間先頭車というものがあります。先頭車同士が顔を突き合わせるように連結しているアレです。 キスをしているかのような、見ようによっては顔を突き合わせて「あ”あ”!?」とやっているような状態なわけですが、中間車同士の連結と違ってこの姿に私は魅力を感じるのです。 札幌の地下鉄南北線でもかつてそんな編成がありましたね。4+4とか6+2とか2+2+2+2という中間車がない先頭車だらけ、頭だらけという編成すらありましたが、現在は中間先頭車のある編成は札幌の地下鉄にありません。 地下鉄で先頭車同士が顔を突き合わせている姿というのは全国的にも珍しいのではないかと思いますが、JRの場合もう1つ面白いのが中間車と先頭車がくっついているという場面。よく見たのはキハ183系やキハ281、キハ283系かな〜という感じですが、気動車どころか電車の721系でも突発的にあったとかなかったとか聞き及びます。 中間車同士、先頭車同士がくっついるのではなく、中間車に先頭車がくっついているというのは双方形状が違いますので追突でもしたようなその見た目がまた魅力的です。
特急型の幕式ヘッドマークの場合中間先頭車の連結面では内側に開いている貫通戸にもヘッドマークがちゃんと出ていますのでほぼゼロ距離でヘッドマークを拝めるという副産物もあります。
さて今日の写真ですがそんな中間先頭車を撮ったもの。魅力的に感じるのでちょいちょい撮ってしまいますが、北海道の3ドア電車はいろんな組み合わせがあって面白いですね。3ドア電車ならどれでも連結できますのでいろいろな組み合わせがあります。 今回は3ドア電車最古参の721系と最新の733系の組み合わせのものを選んでみましたが、こんな異系列同士の連結が見られるというのも全国的に珍しいのではないでしょうか。 もう1つ特にこれぞというのはキハ201系と731系の組み合わせです。見ためは同じデザインでラインの色だけ違うだけという感じではありますが、気動車と電車の組み合わせですからね。双方高性能じゃないと出来ない離れ業です。 |
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