
今日は北海道中央バスから1台ご紹介です。 今日ご紹介するのは北海道中央バス大曲営業所所属の札幌200か488、日野ブルーリボンシティです。
このクルマは01年に中央バスが新製導入したKL代のブルリシティ。 中央バスにおけるブルリシティはこの大型ショートでの導入に始まりましたが、全国的にも事業向けに製造されたブルリシティのショート車は中央バス向けのみ。そして中央バス内でも少数派となっているため希少な車両の1つです。
導入当初は白石営業所を中心に札幌市内の営業所にも配備されたものの、ほどなく空知方面や小樽方面に集約される形となったため、札幌市内で見られるブルリシティショートはわずかとなってしまいました。少し変わった用途としては今年春で役目を終えた平岡営業所所属の2台がイオン平岡の送迎専属車となっていた点でしょうか。
さてこちらのクルマ、元々はおたもい車庫に新製配備されたもので、ほどなく石狩へ転属、石狩時代は長く18年に千歳へ転属するまで所属し続けました。 そして最近になって大曲へ転属したようなんですね。札幌市内では珍しいブルリシティのショート車ですのですぐ目に留まるので気づきやすい存在ですが、これらのクルマも20年を超えるベテランのクルマ。そんな古参車がこの期に及んで廃車ではなく転属というのも驚きです。同じ年式でもイオン送迎車となっていた平岡の2台は除籍になってますからね。そちらの方が末期は貸切化されて送迎車のみでの活躍でしたので走行距離も少なめだったのでは?なんて思うのですが。
ブルリシティのショート車は転属歴のあるクルマが多いですが、このクルマは中でも特に多いのではないかと思いますが冬季対策車という感じで大曲へ入ったのでしょうかね。
なお他にもおたもいから大曲へ転属しているエルガLTなどもありますが、近年の減便による規模縮小で車両を減車する必要があり、余剰になったクルマを置き換えが必要な営業所へ新車導入の代わりに送り込んでいるという感じなのでしょうかね。
ちなみに大曲のブルリシティショートと言えば札幌200か490が15年におたもいから入っていますが、こちらも20年に美国へ転属していますので、ちょっと久々のブルリシティ復活ということになるでしょうか。 |
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