
今日はジェイアール北海道バスから1台ご紹介です。 今日ご紹介するのはジェイアール北海道バス小樽営業所所属の札幌200か4468、いすゞガーラHDです。
このクルマは16年にJHBが新製導入したQTG代のガーラHD。 高速おたる号向けに導入されたものでトイレなどの設備がなく廉価モデルのVPとなっています。JHBのおたる号向けの車両は天井に手すりがついていたりするので他社のクルマと違っていかにも路線車という感じがあるんですよね。おそらく高速おたる号の他に宮65、手65系統の運用に入ることもあるためでしょうね。高速路線と違ってこちらだと立ち席利用もありますので。
さてこちらのクルマ、導入当初はJHBオリジナルのツインクルカラーでしたが、ツインクルプラザの廃止に伴い昨年から始まった高速・貸切車の塗り替えの一環で新たなカラーへ塗り替えられました。この新カラー、数回見ていたもののなかなかキャッチすることが出来ずにいましたが、先日ようやくキャッチできました。 新しいカラーはこれぞJRバス、古くはその前身の国鉄バスといったデザインで、ツインクルカラーでは控えめだったツバメが車体側面にドンと大きく描かれており、逆に今まで大きく入っていたJHBのロゴが車体側面から消えています。まさに逆転現象ですが、それに加えてフロントに残るJHBロゴも小さくなっているようです。 かといってこれまで一般路線車が纏って来たカラーをそのまま採用したのかと言えばそうでもないんですよね。同じJRバス系統のデザインに合わせる形と言ったところでしょうか。
個人的にはツインクルカラーと比較すると地味な感じですし、ツインクルカラーの方がカラフルで軽やかな印象かつ他のJRグループが纏っていないJHBのカラーはオリジナリティがあってよかったとは思うんですがね。
この塗る替え、もっとハイペースで進むものだと思ったんですが、今のところまだツインクルカラーのままという方が多いようです。さて今年はどのくらい塗り替えが進むでしょうか。
それにしてもツインクルプラザの廃止がきっかけとはいえ、親会社のJR北海道だけでなく、あまり関係なさそうな子会社のJHBにもJR東の影響が及ぶというのはすごいな〜とちょっと感じてしまいます。 |
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