先日久々に旧士幌線のタウシュベツ橋梁を見に行きました。このタウシュベツ橋梁は士幌線でも糠平ダム建設のため線路付け替えで旧線になった部分ですから、旧旧士幌線といったところでしょうか。
年々崩れて行くタウシュベツ橋梁ですが、今回はこんな感じでした。
最近新たに崩落があったようでこんなにダイエットしちゃってました。もうすぐ完全に崩落してしまうのではないかと言われています。 こうしてみると一応コンクリート製ですが、今の橋梁と違ってオール鉄筋ではないですし、オールコンクリートではなく中には土砂が詰められていますね。鉄筋もコンクリート部分だけで中身には入っていません。ようはコンクリートで器を作って中に土砂を詰めたという感じでしょうか。
では19年に撮影したものがありますので比較してみましょう。
こうしてみるとこの5年でかなり崩れてますね。 もうすぐ薄くなってしまっている部分から橋が途切れてしまうことでしょう。
幻の橋などを言われますし、季節によって水に沈んでいたり、完全に出ていたり、美しい見事な姿を見せていたりするタウシュベツ橋梁ですが、こうして比較してみるとその姿もまた変化していることがよくわかりますね。
まあ倒壊することはないでしょうけど、橋が1本として存在している姿を見るのはこれが最後になったかもしれません。次見る時は崩落個所で橋が途切れて2本になってしまっている姿でしょうかね。 |
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