
今日は北海道中央バスから1台ご紹介です。 今日ご紹介するのは北海道中央バス大曲営業所所属の札幌200か4845、日野ブルーリボン・ハイブリッドです。
このクルマは17年に中央バスが新製導入した2SG代のブルリHV。 中央バスにおける290系ベースのブルリHVは16年に導入がありましたが17年導入車が2度目の導入となったものの、2SG代となるとこのクルマが唯一の導入社なので最初で最後の導入分となりました。なぜかルーフのバッテリーカバーの文字が17年車だけ「ハイブリット」になっているんですよね。
新製配備は西岡でしたが、24年に大曲へ転属となりました。 同型で以前ご紹介した4522も大曲へ転属していますので、この2台が転出したことで西岡から290系ベースのブルリHVは消滅しています。
中央バス内でもこの290系ベースのブルリHVは少数派ですので乗ろうと思うとなかなか難しいものですが、私は1度だけ乗ったことがあります。それも4522が西岡から離れる直前くらいだったでしょうか。導入から既に8年経過する中でしたが、ブルリHV車はこんな感じなんだと色々新鮮だった覚えがあります。
ブルーリボンシティハイブリッドよりもハイブリッド車という感じで、発進する際はモーターで走り出すことも少なくないんですよね。エンジンはアイドリング状態の場合もあれば完全にアイドリングが止まった状態からモーターのみで発進しだすという場面もあり、電気バスのような感じがしました。 恐らく走行用バッテリーの充電状態でこの違いが出るものと思われますが、同じHV車でもブルリシティ時代から随分変わったものだなと感じました。 ただ導入コストの問題やメンテナンス性、車両の寿命問題などがあるためか、なかなか導入が進まず終わってしまいました。札幌圏の事業者でも中央バスだけが保有するクルマですからね。
ブルリシティの方は路線3社で導入がありましたが、こちらは中央バスのみというところからも事業者的にHV車はあまりウケがよくなかったのかもしれません。 |
|