
今日は道南バスから1台ご紹介です。 今日ご紹介するのは道南バス室蘭東営業所所属の室蘭200か1256、日産ディーゼル+西日本車体工業96MC・B−T スペースランナーRA・ノンステップです。
このクルマは24年に道南バスが導入したADG台のスペースランナーRA。 元々は07年に名古屋市交通局が導入したもので、名古屋市営時代はNN−53の局番が振られていた固体です。なお同年式のクルマが道南バスにはまとまった台数で移籍してきています。
ルーフが白ですがこれは名古屋市営時代のままなのでしょうかね。となると最近多くなってきている塗装するのではなくラッピングでカラーリングしたものということになるのでしょうか。
ミッションはATで名古屋市営時代の装備品はデイライトに至るまで撤去されていますが、車外スピーカーと側面表示機は前乗り仕様のまま、また電動ミラーもそのままとなっています。
道南バスも函館バス同様すっかりスペースランナーRAやUA天国になっていますが、名古屋市営は他のメーカーのクルマもある中、わざわざ日産車を選んで導入しているというのはなにかわけがあるのでしょうね。 メーカーをある程度同一することで維持管理面で共通化出来ることで効率化が図れるとか、あるいは単純に中古価格の問題とかなのでしょうか。
逆に札幌圏ではスペースランナーの特にRAやUAといったフルサイズの大型車は導入数が少なかったので、フルサイズのスペースランナーだらけという光景が珍しく見えるんですよね。
07年式ですが、何気にもう18年目のクルマでもあるんですよね。でも全然そんな感じには見えません。状態がいいので新車と言われれば信じてしまうぐらいですが、これが過酷な環境を走る北海道のクルマとの差なのでしょう。
それにしても数年前までいたレインボーHRや同じスペースランナーでも中型ベースロングのJP、また室蘭22ナンバーの発注車がすっかり姿を消した代わりにスーペースランナーRAやUAになっていて、道南バスも随分顔触れが変わったものですね。 |
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