
今日は道南バスから1台ご紹介です。 今日ご紹介するのは道南バス札幌営業所所属の札幌200か5532、日野セレガHDです。
このクルマは道南バスが20年に導入したQRG代のセレガHD。見て大体分かるかと思いますが、元々は14年にウィラーエクスプレスが導入したもので、ウィラーではウィラーエクスプレス東海で使われていました。
道南バスではまず苫小牧営業所に配属となり、その際室蘭230あ624で登録されていました。 実はこのクルマ、当写真記は21年に登場していて、この室蘭230あ624時代でした。
ナンバーから察すると札幌へ転属したのは21年春頃ではないかと思いますので、苫小牧時代はさほど長くなかったことになるため、今となってはその当時撮影した1枚は貴重なものになりました。 苫小牧時代に何度か見かけた時、札幌ー苫小牧の短距離路線にすごいクルマが入ったな〜なんて思ってました。
今回は室蘭東での撮影でしたので、おそらく札幌ー室蘭間の白鳥号で使われているものと思われますが、チラリと垣間見えるシートの状況からすると、シートの交換などは行われていないようなので、他の中距離路線車と比べるとかなりハイグレードな車両ということになるのではないでしょうか。
道南バスは固定運用が多いので、そうなるとこのクルマに狙って乗ることも可能ですね。
それにしても新車6年程度でウィラーでは使い捨て状態でもう中古に出してしまうんですね。新車導入したクルマを使い倒すのではなく、低年式のクルマを価値が下がる前に中古に出して少しでも売値を稼いで次のクルマの足掛かりにするという感じなのでしょうか。そうすれば常にお客さんにも新しいクルマを提供することができますからね。とはいえ事業者ごとの台所事情の違いというのがよく分かります。 中古導入に頼る事業者もまだまだ使える低年式の良質なクルマが新車より安い価格で手に入って古参車を置き換え出来るというメリットもありますね。 それともウィラーではメーカーからリースで導入しているのでしょうか。 まあ言い方はアレですが、捨てる神あれば拾う神ありってところでしょうか。 |
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