
今日は函館バスから1台ご紹介です。 今日ご紹介するのは函館バス函館営業所所属の函館200か973、日産ディーゼル+西日本車体工業96MC・B−T スペースランナーRA・・・と言いたいところですが、こちらはそのスペースランナーRA・ノンステップのOEM供給版である三菱ふそうのエアロスターS・ノンステップです。
PKG代のこのクルマ、元々は東急バスが07年に導入したもの。 函館バスが今も東急グループであれば系列内移籍という形になりますね。 札幌圏ではほぼ導入例のないエアロスターS、北海道中央バスが1台のみ導入したのがせいぜいかと思いますし、全道で見てもかなりの希少種ではないかと思いますが、函館バスではわずかながらですが、このクルマの他にも存在していて数を伸ばしてきています。
とはいえ、スペースランナーのOEM車ですので全く同じものですから、特別感がないというのもまた事実ですね。
東急バス時代とベースカラーは同じですが、他のカラーリングは結構変わってしまっていますし、今はラッピング車に起用されているので東急バス時代の面影は薄くなっています。 最大の違いは東急バス時代黒だったバンパーがボディーカラーのシルバーになった点でしょうかね。 逆に東急バス時代から変わらないのは車体側窓上に入るラインでしょうか。
まだまだ新しいクルマに見えるほど良好な感じに見えますが、車齢20年まで2年もないんですよね。 現在大量に道内に移籍車として押し寄せているスペースランナーも、年式は大体同じようなものでしょうから、時期が来たら一気に姿を消すことになってしまいそうです。 |
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