
昨年かなり久々に道南方面へ行った時、色々と変わっていたもののうちの1つにEH800がありました。 EH800はご存じ北海道新幹線開業に合わせてJR貨物が従来のED79やEH500が供用区間で使えなくなる関係で開発、投入した電気機関車。今回見られるかどうか・・・と思っていたら1度だけ遭遇の機会がありました。 製造初年から13年、最新のものでも9年の時を経てようやくご対面となったわけですが、初対面となったのは偶然にもトップナンバーの1号機でした。
電気機関車自体札幌圏にいるとなかなかお目にかかれない馴染みないものなので見ること自体新鮮ですが、それがEH800となるとそれはそれは・・・という感じはそこまでありませんでした。やはりEH500に似ているからでしょうかね。
それにしてもこのEH800という機関車、全国に電気機関車は数あれど、他にない珍しい電気機関車で、まず青函区間でしか見られない固有種であるという点が最大なところでしょうか。また新幹線との供用区間も走行するので、新幹線に混じって走ることができる在来線の車両というのも珍しいところ。もしかすると新幹線にいざということが起きた場合、EH800で牽引するという事態も今後あるかもしれませんね。
さらに面白い点は、五稜郭機関区に所属しているものの、全検など大きな検査は苗穂工場などではなくわざわざ大宮工場まで送って行っている点です。ちなみに昨年の大宮工場一般公開ではEH800がまさに検査入場中でその姿を見ることが出来たようです。分かっている人ならそんな珍しい車両が入場していることに気づいたでしょうが、そうでない人は電気機関車が検査してるな〜ぐらいで終わっていて、まさかその機関車が本来北海道に所属していて青函区間だけでしか見られないものとは思わなかったでしょうね。しかも全20両しかないわけですし。
始めて見たHE800ですが、札幌圏にいるとED79と違って札幌圏に検査でやってくることもないので、ほんとに無関係な車両なのでそんなのがいるらしいよ〜という感覚で、どこか夢物語のような感じでしたが、実物を見て「これが話には聞いたことがあるEH800というやつなのか」という印象でした。
試作車では早くも今年で14年目、鉄道車両の寿命を30年とするともう折り返しに差し掛かろうとしていますが、一応今時の車両ながら、ヘッドライトはすべてハロゲンなんですね。最近ではキハ150やキハ54までLED化改造されていますが、JR貨物ではEH800に限らずDF200を見ても分かる通りあまりLEDヘッドライトは進んでいない様子。テールランプはLEDのようですが、既存の車両のLEDヘッドライト転換や新造車でのLEDヘッドライト採用がないというのは単純に予算の都合なのか、それともハロゲンにこだわりがあるのか。 LED以前のHIDの採用もなかったですね。
またLCXアンテナの搭載により2エンドの車体裾が膨らんでいますが、これがどうもタイヤハウスに見えてしまいます。
一応五稜郭所属ではありますが、どちらかというと北海道の車両というより本州の車両という印象を受けました。
かなり高性能な機関車なので一気に北海道と関東を結んでいるのかと当初思ったんですが、青函区間のみという短い区間での運用。まあ一気にEH800で北海道と関東を結べば機関車の交換などが不要になるので楽ではありますが、それだけ車両数も必要になるので予算的に不可能なのかもしれませんね。
さて次に私がEH800を見るのはいつのことになるでしょう。 |
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