
今日は道北バスから1台。 今日ご紹介するのは道北バス本社所属の旭川200か1127、日産+富士重工R21M、スペースアローです。 このクルマは今年3月から運用開始となった道北バスの新たな富士1Mスペースアローですが、元は仕様や前例から見て東京空港交通ではないかと思われる個体。 移籍の際短距離仕様だったものをオーディをなどを新たに設け中距離仕様に変更する改造が行われています。 元々空港連絡仕様でしたので、トランクの容量を増やすためエアコンはメインエンジン直結エアコンとなり、屋根上にエアコンのエバポレータが乗る姿となっています。 道北バスでは近年こうした富士21型を導入していますが、以前西日本車体工業のSDーUをご紹介した際にもチラっと述べたんですが、すでに道北バスでも離脱している富士1Mの移籍車が出ているようです。これは部品の調達が困難になって来ていることで、富士重工車体やNSKボディは使い捨て状態になって来ているとのこと。そのため早々と離脱してしまうクルマが各社で相次いで来ているのでしょうね。 また防錆に関しても、特にNSKはサビに弱く傷みやすいようです。北海道中央バスでも随分早い時期に車体更新を受けているクルマがありますし、何度も更新を受けているものも見受けられます。錆びやすく部品もないというのであれば、安く買って来て使うだけ使ってポイしてしまうというのが安上がりということになってしまうのでしょうね。 富士重工最後のモデルとなった21型ですが、その運命はなかなか厳しいようです。 |