レカ郎写真記


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...... 2017年06月17日 の日記 ......
■ 懐かしのドラえもん海底列車   [ NO. 2017061701-1 ]



かつて快速海峡がドラえもん海底列車として運行していた時代がありました。今日はその時の写真を上げてみましたが、個人的にはあまり趣味ではなかったこの列車、寝台特急でも同じ機関車を使っていましたが、その特急列車ですらヘッドマークはつかないし、あまり趣味ではないラッピングがベッタリしてあったりで、快速海峡として撮りたかった私としては元に戻ってくれないだろうかなんて思っていたものですが、これも今となっては懐かしい話。

快速海峡がなくなり、牽引していたED79も牽引されていた客車も全廃、そして海底駅も廃止と全てが失われてしまいました。
他にも札沼線でキハ141を対象にドラえもんのラッピングをしていた時代もありましたが、それも随分懐かしくなりました。

ただ今になって思うと、この当時の方がまだやる気があったのではないかという風に感じるんですね。今のJR北がここまでのことをするか、版権を買ってまで車両を塗り替えたり、凝った演出はするだろうかと考えるとおそらく答えはNO。

でも今必要なことってこういうことではないかと思うんですね。あの旭山動物園号ですらキハ183系の老朽化を理由に1年以内に廃止し、今回からライラックを旭山動物園号の代わりとして運行する形としましたが、専用カラーにしたり、車両を改造したりという手間をかけず、こう言ってはなんですが、手抜き旭山動物園号で間に合わせようとしているわけですからね。しかも臨時列車ではなく特定の定期便を旭山動物園号として使うわけです。
これでは人が集まるとは思えないんですよね。

財政難だ財政だと手をこまねいていたり、すぐ廃止ありきの議論に持っていく前に手は尽くしたのかと私は思うんです。
例えばドラえもん海底列車的に何かのキャラクターや作品を使った列車を走らせるだとか、いっそのこと列車に広告ラッピングをして広告収入得るとか、なにか手段はあるような気がするんですが、どうもそうした努力が見られず、利用者や行政に何かしてもらうまでボ〜っとしてるようにしか思えないんですね。

本州でも財政難の私鉄が数多くありますが、いろんなイベントを企画したり、商品を開発したりしてなんとかして集客を得ようとしています。ぬれせんべいを売っている鉄道会社もありますよね。そうした行動もJR北には見られないのはなぜなのかと思ってしまうんです。
同じ公共交通であるバス会社も経営は厳しいわけですが、いろんな企画や広告ラッピングでなんとかしようと努力しています。

今こそかつてのドラえもん海底列車から何か得るもの、学ぶことがあるのではないかと思うんですがね。このドラえもん海底列車が走っていた時代、今思うといい時代だったんだなと改めて思ってしまいます。

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