
洞爺湖と言えば中島に上陸することができる遊覧船が有名ですが、先日初めてこの遊覧船に乗ってみました。 洞爺湖には道民を長くやっていれば何度も行ったことがあるというのは珍しくないですし、札幌圏の小学校では大体洞爺湖が修学旅行先という学校も多いわけですが、遊覧船で島まで行くとなると急にその割合はさがるのではないかと思うんですね。 さて今日の画像ですがその遊覧船の船内の様子です。思わず撮ったものなんですが、乗ってみるとなんとも懐かしいシートが並んでいるではないですか。モノコック時代とかそのぐらいのバスについていた座席そのものという感じなんですが、窓も今どきあまり見ないタイプのメトロ窓。これもモノコック時代のバスによくあったタイプだな〜と。 シートは3人掛けなのでちょっとバスとは違うんですが、バスと言われればバスに見えなくもない船内です。そしてこの手の座席特有のスプリングが利いた跳ねる感じが久々でした。 1階後方には機関室があり、そこの丸い窓から覗いてみると機関車のようなキハ40のようなエンジンが見えました。音としては機関車というよりキハ40とかそんな感じのエンジン音でしたが、きれいなエンジンだったので載せ替えやリニューアルを行っているのかもしれません。 洞爺湖の遊覧船と言えばお城のようなデザインの通称エスポワールが有名ですが、こちらはエスポワールと共に運行している地味な方の遊覧船で羊蹄丸、通称トムトーヤ号とか言うらしいですが、そっちの方です。 船内の装備からして造船から40年前後経っているのではないかと思うんですが、まだまだがんばっています。 なんとなくバスと鉄道の合作で作った船、鉄道で言うと軽快気動車的な感じなのかな〜なんて思ったんですが、思えば道内の湖で遊覧船を運行しているところは他にもいくつかありますが、夏の間限定ではありますが、中島に上陸出来るというのは洞爺湖だけなのではないでしょうか。だとすれば結構貴重な遊覧船なのでしょうね。 |