
今日は北海道中央バスから1台。
今日ご紹介するのは北海道中央バス余市営業所所属の札幌200か2884、三菱ふそうエアロスターです。
このクルマは10年末に神奈川中央交通からやって来たクルマのうちの1台。 側窓がメトロ窓で標準床のツーステップ車で、ハイバックシートが並ぶロマンス仕様車。元々はリクライニング機能がついているシートですが、こちらは移籍の際停止され固定されています。
神奈中のこのロマンス車は中央バスの他ジェイアール北海道バスなどにも少数ながら入っています。
主に札幌市周辺へ配備されたものが多い中、こちらは余市営業所配備。余市の受け持ち路線や車両の使い方から考えると適材適所と言えそうな感じです。
これら元神奈中のロマンス車も97年式と置き換え対象になってもおかしくない年式になって来ていますので、そう遠くないうちに廃車の運命をたどることになるのではないかと思われますが、札幌周辺の営業所配備のものは1台もいない中、こちらはヘッドライトがLEDへ転換されていました。 中央バスではあまり古いクルマにはLED転換は行わないようなんですが、余市方面では例外のようで、結構古参車もこうしてLED化されている姿が見受けられます。
もしかすると各営業所にいくつとLED化するためのセットが渡されるものの、余市など古参車の多い営業所では先の長いクルマがあまりいないため、つけるクルマがなく仕方なしに古参車につけているのでは?なんて思ったりするんですがね。
ちなみに元神奈中のこのエアロスター、大曲や石狩などに配備されているものの多くは前戸がブラックアウトされていますが、こちらはボディカラーとなっています。もう1台元大曲で現在は千歳に所属するクルマに同じようなカラーリングが見られますが、これは移籍の際整備を受けた工場による差ということなのでしょうかね。
でもやっぱり中央バスカラーなら、このクルマのようにきちんとドアもボディカラーであった方がしっくり来るなと個人的には思うんですけどね。 |
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