今日は北海道中央バスの貸切車を。
今日ご紹介するのは北海道中央バス大曲営業所所属の札幌２００か５２９、日野セレガＲ・ＦＤです。
このクルマは０１年に導入となったセレガＲの貸切車で、中央バスのセレガＲとしては第一陣として入ったクルマのうちの１台でもあります。
中央バスグループでは他に札幌第一観光バスやニセコバスでもセレガＲを導入していますが、セレガＲに関しては０１年に引き続き第一観光バスとニセコバスで導入があるものの、本体の中央バスではこの５２９台のみという希少なクルマとなっています。
またこのクルマが入った０１年は前年に中央バスグループの貸切業務を専門に扱う中央観光バスが立ちあげられていますが、本体中央バスも引き続き貸切業務を継続して行っていたために入ったのがこのクルマでもあります。不思議なことに中央観光バスは中央バスグループから寄せ集めた車両で構成されていたものの、第一観光やニセコバス、中央バス本体にセレガＲが０１年に入っているのに対し、中央観光バスにはセレガＲが入らず、結果０４年に中央観光バスが幕を閉じるまでの間１度もセレガＲが新製配備になってないんですよね。
貸切業務専門の事業者であれば真っ先に貸切仕様のセレガＲが入りそうなものですが。
さてこのクルマ、大曲に新製配備されて以来一貫して大曲で活躍してきました。今回も大曲所属としたんですが、最近になって貸切車の所属地がちょっと怪しいんですね。というのは平岡の車庫に大曲にいるはずのセレガーラが入っていたり、洗車中だったりというシーンをよく目にするんです。
今日の画像も５２９が平岡営業所に入っていくところなんですが、貸出なのか、あるいは大曲の他平岡でも貸切車を扱うようになったのか、この辺りがちょっとさだかではありません。なので今回はとりあえず大曲所属としましたが、ひょっとすると平岡所属になっているのかもしれません。
以前だと大曲以外の営業所にも数台貸切車が所属していたりしたものですが、今では本体に所属する貸切車はごくわずか。そのほとんどが大曲に所属しているわけですが、再び大曲以外でも貸切車を扱うようになって来ているのでしょうかね。
ちなみに西岡でも貸切車の扱いが以前だとありましたが今はどうなのでしょう。
このセレガＲも何気に置き換え対象になってもおかしくない車齢になって来ています。本体所属の貸切車としてはドリームカラーで導入になった最後の貸切車でもありますから、このクルマが置き換えられると中央バス本体からドリームカラーが消滅してしまうことになるのでしょうね。 |
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