今年で最後ではないかと言われているキハ183系の初期車、旭山動物園号や今は臨時特急ニセコが注目を浴びていますが、今後どうなるか気になるものの1つに集約臨があります。
以前だと5月の連休明けぐらいから7月近くまで1ヶ月以上、札幌ー函館だけでなく、室蘭本線経由で函館ー旭川や網走といったイレギュラーなコースや行き先の列車も設定されたり、函館本線の山線経由というものもありました。2往復設定されていた時代も記憶に新しいところですが、ここ数年は運行期間も短く、千歳線経由で札幌ー函館を走るのみに。以前は集約臨自体廃止となり、修学旅行生は定期特急で移動するようになるとも言われていた時期もありましたが、なんとか今年までは残っているというのが集臨なわけですが、今更ながら今日は今年の集臨を。 今年集臨の時期何度か千歳線には行っているんですが、結局撮れたのはこの1枚だけ。しかもシーズン末期でした。 この時期天候に恵まれなかったというのもありますが、運行期間が以前と比べて大きく減ったのもなかなかとらえられなかった理由の1つに挙げられます。
この時は両端スラントの6連でしたが、臨時幕ではなく団体幕だったのが今までの集臨とちょっと違ったかなと言うところ。 スラントがなくなった来年以降の集臨はどうなるのか、やっぱりN183やNN183の運行になるのか、それともキハ183自体が少なくなって来ていますので、最近では臨時北斗に抜擢されることも出てきたキハ283系や増殖中のキハ261系に取ってかわるのか、はたまたそもそも初夏の名物集臨がなくなり修学旅行生はみんな定期特急で移動になるのか、この辺りが気になるところですが、かつてはキハ183系の他にお金のある私立学校などはノースレインボーやクリスタルエクスプレスをチャーターして移動するというものもあったものですが、今はそういうものもほんとになくなりましたね。
修学旅行だけでなく、いろいろな団体列車が姿を消してしまったため、ある意味チャーター便というのをJRがあえて断ってるんじゃないかとすら思えてしまいます。
それにしてもスラントの集約臨最後の年と言われていただけに、もう1枚くらい撮っておきたかったものですが・・・。 |
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