今日は北海道中央バスの長距離路線車を。
今日ご紹介するのは北海道中央バス札幌北営業所所属の札幌200か1532、日野セレガR・GDインターシティです。
このクルマは05年に導入になった初代セレガ最後の長距離路線車。翌年導入のクルマから2代目セレガに移行しており、実質中央バスにおける初代セレガ最後の導入分でもあります。 もちろん製造は日野とジェイバス名義となっているセレガですが、このセレガを見て何か足りないな〜と感じました。
インターシティですから、当然ホイールベース間に床下仮眠室があります。ところがこのクルマのホイールベース間には仮眠室の窓がありません。どうやら近年になって失われたものであり、元々は他のクルマ同様窓があったようなんですね。 おそらく痛みによってパネルがダメになった、あるいは窓の防水などがダメになってきたことで交換されたのでしょう。ただどのような処置をしたのかはちょっと分かりません。というのは窓を外して塞いでカラーリングしたのか、はたまたパネル交換をしたのかがちょっと分からないんです。 パネル交換であれば、インターシティは他のクルマと異なるトランクリッドの大きさですから、適合するものがないような気がするんですね。なので窓を塞いでしまったのだろうか・・・とも思えるわけです。
いずれにせよ05年式で初代セレガ最終グループになる中、パネル類はガタガタになっているようですし、実際見た目以上に痛んでいて、置き換え計画がもう出ているんだとか。 ジェイバスの製造でセレガーラに切り替わる直前のクルマでももう経年劣化により引退を余儀なくされるようになってしまっているということのようです。
おそらく初代セレガでは一番新しいクルマのグループになるはずですが、やはり長距離路線車はモノコック時代のように寿命が短いですね。
このクルマが去った後、いよいよ長距離路線車では次の置き換えがセレガーラと言うことになって来るのでしょうか。 |
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