今日はじょうてつから１台。
今日ご紹介するのはじょうてつ川沿営業所所属の札幌２００か２２７９、三菱ふそうエアロクイーンⅠです。
このクルマは０８年に導入となったもので９６年式のＫＣ代。ＫＣ代でも９６年式ですのでかなり初期の頃のものと言うことになりますね。
元々は阪神電鉄が空港リムジン向けのクルマとして導入したもの。道内ではあまり例がないＳＨＤ車の空連車というのはさすが・・・と思ってしまいますが、路線車時代の名残がドア上に見られます。
じょうてつで導入当初は貸切車として運用されており、カラーリングもマーキュリーカラーでしたが、貸切車時代は短く１０年に２代目かっぱバスに抜擢され、かっぱバスのカラーリングに改められ、さらに１年後の１１年にはかっぱライナー向けのクルマとなり、運賃箱などのワンマン装置を搭載した上、阪神電鉄時代以来再び路線車となりました。
以来かっぱライナーや通勤ライナーなどで使われてきましたが、今年ついに置き換えとなり徐籍となりました。
私もこのクルマではなく別な個体ながら阪神電鉄出身のクイーンⅠに今年１回だけ乗ったことがありましたが、今では路線車だと長距離路線でしか乗ることのできないＳＨＤながら、特殊な路線ながらかっぱライナーにはこうしたクイーンⅠが使われていたので、比較的気軽に乗れるＳＨＤ車だったんですがね。近年かっぱライナーのクルマも置き換えが進み、ＨＤ化されてしまったので、プレミアム感はなくなったな～なんて思ってしまいます。
ただ置き換えで入ったクルマも調子の悪いクルマがあるようなので、かっぱライナー向けのクルマと言うのは比較的入れ替えが多いということになってしまうのかもしれませんね。今年東急バスからセレガーラも入りましたが、セレガーラですらＡＤＧ代やＰＫＧ代の過走行車は足周りがかなりガタガタになってきていたり、エンジントラブルを起こすものも出て来ていると聞きますからね。セレガーラになったからといってしばらく置き換えがないというわけにはいかないのかもしれません。 |
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