ここ数年北海道からＤＦ２００が愛知へ転出するという状況が続いています。どういうわけか愛知機関区のＤＤ５１を置き換えるのに五稜郭機関区のＤＦ２００を持って行っているんですね。
しかも川崎重工へ里帰りさせての転属なので、一旦愛知を通過して川重へ入り、愛知へ戻るという行程になっています。
川重へ入った後改造を経て２００番台となって出場し、愛知へ配備されるわけですが、主な改造として保安装置の改造を行っているんだとか。その程度であれば機関区でも出来そうな感じもするんですが、なにか複雑な作業があって製造メーカーじゃないと出来ないことがあるのでしょうね。
次々と五稜郭から出てゆくＤＦ２００。ＤＦが出て行くという話は以前から聞いていましたし、ナンバー類がブロック化した辺りから、ブロック化したのは危ないと聞いていましたが、まさにブロック化したものからどんどん出て行っている感じのようです。
愛知では新しい機関車は製造しないのか、そして次々愛知へ機関車を出してしまっている五稜郭で機関車不足ということにはならないのか、それとも今まで余り過ぎていたのかと色々考えてしまうのですが、今後一体何機が出ていくことになるのかも気になりますし、そんなに機関車を出してしまっても大丈夫なぐらい道内の貨物列車は本数が少なくなってしまっていたのか、あるいは今後減らされる計画でもあるのかと色々考えてしまいます。
さて今日の画像ですが、２００番台化されたカマの１つ１２０号機です。ラストナンバーとなっている１２３号機はもしかすると未撮影のうち愛知へ行ってしまった可能性すらあるんですが、こちらはなんとか抑えていました。
現在は２２０号機となっているようですね。
その昔国鉄時代は本州で電化が進められたなどの理由で北海道に中古車が続々とやってきていたものです。キハ８０系なんてまさにそれですが、ＤＦ２００に関しては正反対で北海道から本州へ転属するというちょっと珍しい現象が起きていることになるのではないでしょうか。
そういえば愛知には元鷲別のＤＤもいましたよね。おそらくこれらのＤＤを置き換えるためにＤＦを転属させていることになるのでしょうけど、元鷲別機は北海道でＤＦに追われ、新天地愛知で再び追いかけて来たＤＦに再び追われるということになってしまうわけですね。ＤＤからすると宿敵ＤＦということになるのでは？ |
|