レカ郎写真記


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...... 2018年04月20日 の日記 ......
■ 北海道中央バス 札幌200か962   [ NO. 2018042001-1 ]



今日は北海道中央バスの路線車から1台

今日ご紹介するのは北海道中央バス月寒営業所所属の札幌200か962、いすゞガーラHDです。

このクルマは03年に新製導入となったもの。トイレなど一切搭載しない所謂ノーマル車で短距離路線向けに導入されました。

V10エンジン搭載のこのクルマ、既に当時フィンガーコントロールミッションが主流になっていた中ロッド式シフトで発注となっており、高速車に残る数少ないロッド式シフト車です。一般路線車でも中央バスはロッド式がとっくにないですからね。それどころか新車はATの時代ですからね。この差にはすごいものがあります。
思えば中央バス発注の初代ガーラはフィンガーシフトだった方が少ないのかもしれません。

導入当初は真栄営業所に所属していましたが、09年に月寒営業所へ転属し以来空港連絡バスを中心に活躍しています。私も1度乗ったことがありますが、空連の間合いで支笏湖線にも入っているので支笏湖にも顔を出すことがあるクルマでもありますね。
おそらく月寒営業所が第一観光バス委託の営業所という形で復活した際初期メンバーとして入ったクルマの1台ではないかと思われます。

またこの03年導入のクルマからLED表示機が採用となりましたが、行灯部分ではなくフロントガラス内側につりさげられる形でLED表示機が搭載されているという特徴があります。しばらくこのフロントガラス内側につりさげるという形は他社製のクルマにおいても採用され続けましたが、ガーラと日野セレガに関しては最後までこの形がとられ続けました。

さて月寒営業所と言えば今年まとまった数で新車が配備されました。これほど多くの新車が月寒に入ったのは今までなかったように思いますが、これによって今となっては月寒営業所最古参の03年式ガーラが徐籍されたのでは?と思っていたんですが、現在のところまだ元気に活躍を見せています。置き換えではなく増車という形での新車配備だったのでは?と思ってしまうんですが、今回はセーフでも近い将来置き換え対象になってしまうのは間違いないでしょうね。すでに01年02年式まで廃車対象になって来ていますので、いよいよいすゞ車におけるLED表示一期生も廃車を迎える時期になって来たということなのでしょう。ただ高速車のわりには比較的車体の状態は悪くなさそうな感じなんですけどね。
車体更新も当然行っているでしょうが、手入れの良というのもあるのでしょうね。もっともっと新しいセレガーラですら錆びて来ているものも随分あるわけですし。

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