車両のタイプを問わず大量の新車導入を行った北海道中央バスですが、その陰で動く車両も出て来ています。今日はそんな1台を。
今日ご紹介するのは北海道中央バスの札幌200か3010、日野ブルーリボンです。
このクルマは11年に名古屋市交通局からやってきたもの。当初は色内営業所朝里車庫に配備され小樽事業部の一員として活躍していましたが、15年2月に西岡営業所所属だった札幌200か2957と交換で事業部をまたぎ、札幌事業部の西岡営業所へ転属となりました。そのクルマが最近になってさらに転属し大曲営業所所属となりました。 名古屋市営からの移籍車は札幌市内だと中央バスがメインと言うほど大量に中央バス入りしましたが、3つの営業所を渡り歩くほど転属を繰り返しているクルマというのはそう多くありません。
ということで、当初は小樽市内を走っていたクルマが西岡経て大曲へ転じたことで、千歳市内にも顔を出す場合もあるというクルマになりました。
名古屋市営のクルマは99年式ということで、長年北海道の過酷な条件下を走って来た発注車と比べると、移籍の際リニューアルしているということもあって移籍中古で入ったクルマは同じ年式の発注車と比べると長生きする傾向にありますが、もうあと2、3年でこのクルマも廃車対象となってくるのかもしれませんね。小樽でスターをした中央バス歴は大曲で幕を下ろすことになるのでしょうか。 |
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