今日は少々レアなクルマを。 今日ご紹介するのは大谷学園保有の日産+富士重工R17Bです。
先日このクルマを見かけたのでちょっと撮ってみました。 R17シリーズは圧倒的に一般路線型の17Eが多く、次いで17M、17Sという感じではないかと思うんですが、その中でも数が少ないのが自家用型の17B。大型4メーカーともに個性豊かな自家用向けのクルマをリリースしていますが、その中でも日産車はシェアが少ないように思うんですね。
このクルマはフォグランプのつきかたなどからマイナー前、新7Eや新7Bになる前のモデルかと思われますが、コーナリングランプは設置されています。
その割にナンバーの発行時期と合致しませんので、移籍中古での導入や同じ大谷学園でも札幌ナンバー圏以外で使われていたものが転属してきたなどの理由が考えられます。
屋根上や床下に冷房装置らしきものは見当たらず、窓もメトロ窓なので今どき珍しい非冷房車ではないでしょうか。
結構古参車ではないかとみられるこのクルマですが、エンブレム類はすべて揃っており、車体のコンディションも悪くないように見えますので結構手をかけてもらっているのでしょう。足周りも今では珍しくなったホイールカバーを装備し、タイヤまできれいにされているところを見ると大事に扱われているのでしょうね。
今では一般路線型の7Eですら少なくなった中残るこの7B、私が知る限りでは道南バス札幌営業所に所属し元洞爺湖町保有だった7Bなどわずかしかいないように思いますが、そんな貴重なクルマ、これからも長く大切にされ続けてほしいなと思うばかりですが、製造終了から結構年数が経っていますので、部品の調達などが難しくなって来ていることでしょうから、維持するのが年々大変になってきているのかもしれませんね。 |
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