今日はジェイアール北海道バスの路線車を1台 今日ご紹介するのはジェイアール北海道バス手稲営業所所属の札幌200か4791、いすゞエルガ・ノンステップです。
このクルマは昨年9月に導入となったエルガで6台導入になりましたが、すべて手稲へ配属されています。
2人掛け中心の53型での導入は変わりませんが、手稲ではまとまった数で徐籍が出ている関係から6台すべてが手稲へ配備ということになっているのでしょう。
手稲では他所では長尺車が配備されている一方で標準尺が導入になっていますが、290系になってからは長尺での導入で標準尺の導入はありません。統一されたのかと思いきや、エアロスターは標準尺で入っているものもあるんですけどね。
さてJHB関連で最近見かけたものを。 4月にダイヤ改正が行われましたが、このダイヤ改正では人手不足により少ない人数でお客さんになるべく迷惑をかけないように運用するという試みが見え隠れ擦る内容になりました。今までは営業所が終点だったものの多くを循環路線にして便数削減をなるべくしないようにするなどが多く見られるんですが、その中で運用が変わったなと思うのが33系統。33系統には大谷地駅発着の大33と新札幌駅発着の新33系統が存在し、ともにかつては椴山、現在は北広島駅とを結んでいますが、この両方の路線をこれまで厚別営業所が担当してきましたが、長沼営業所が担当するようになっています。とはいえ厚別が完全撤退したわけではなく、厚別、長沼による共同運行便になっているようなんです。 それともう1つは札幌駅前と新札幌駅を結ぶ1系統。こちらは以前だと札幌営業所と厚別営業所の共同運行便でしたが、ダイヤ改正後からは圧倒的に札幌の担当便が減った気がします。なくなったわけではないようなんですが、運行体系の見直しにより共同運行便の新設や割合の変更などが行われているようなんです。 とりあえず今回はこうした対応で乗り切っていますが、人手不足が深刻になれば、どうしても路線削減や減便ということにならざるを得なくなってしまうのでしょう。
それでなくともバスは乗客減少に苦労している中、乗務員まで不足するとなればバスの将来は暗いものになってしまうのでしょうね。 鉄道もない、バスもないとなればこの広い北海道、クルマなしでどうやって移動するんだ?という事態になってしまいかねないというのが現状なのでしょう。 |
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