
もうかなり前になりますが、三菱ふそうの大型トラックである スーパーグレートの現行版をご紹介しましたが、日野も新型を出しています。今日は現行の日野レンジャーをご紹介です。
スーパーグレードのモデルチェンジは昨年5月でしたが、日野車の方は1ヶ月早い4月の販売開始でした。三菱ふそうはスーパーグレートのみのモデルチェンジでしたが、日野車のは大型のプロフィアの他中型のレンジャーも同時にモデルチェンジしています。
モデルチェンジにより見かけではヘッドライトなどのフロントマスクに変化が出ており、先代モデルで特徴的だったフロントグリルの両脇につく三角形のウィンカーが廃止になり、バンパーのヘッドライト一式に組み込まれています。そしてヘッドライト自体細くなりました。なので大きな三角形のウィンカーがなくなりすっきりしたイメージになったものの、目つきはその代り鋭くなったという印象を受けます。そしてそのヘッドライトもロービームとフォグランプはLED化されました。 このヘッドライト、オプションでヘッドライトクリーナーが設定されているようですね。
またハイビームも自動で切り替わるようで、対向車、先行車の邪魔にならない範囲でハイビームを使って照らすことも可能なんだとか。これ一般車にもちょっと欲しいな〜と思うんですよね。自動じゃなくていいのでハイビーム、ロービームの中間が欲しいと思うことが時々あったりします。またハイビームにすると灯台もと暗しのように遠くは明るいけど手前が暗いという状況になるヘッドライトのクルマもあるので、今回のレンジャーに搭載された機能は乗用車にも欲しい機能だなと感じます。
フロントのナンバー上にミリ波レーダー照射窓があるかと思いますが、この他画像センサーのダブルチェックで安全性能を向上させているようです。
さらに実質ATのプロシフトが搭載されているのも特徴の1つとなっていますが、三菱ふそうと異なり全車ATもしくはAMT化ではなくMT設定も日野車では健在となっています。
ステアリングはふそう車と似たようなものになっているようですが、これって同じ所から同じ部品の供給を受けていてものは同じということになるんでしょうかね。
レンジャーは大型のプロフィアよりも色々な用途に使われるクルマですから、今後消防車や警察の救助車などでも登場してくることになるでしょうし、他にも様々な場面で見かけることになるのでしょうね。
にしても16年ぶりのモデルチェンジだったようですが、先代モデルって16年も経ってたんですね。10年くらいの感覚でした。 まだまだ4代目もよく見かけますし、それどころか3代目すらみかけることもありますからね。
大型のプロフィアと共通のヘッドライトを採用したということは、大型の観光、高速型バスであるセレガも次のモデルはこれに準じたヘッドライトを搭載してくることになるのでしょうか。 |
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