
今日は十勝バスの路線車を1台。 今日ご紹介するのは十勝バス本社所属の帯広22う313、日野ブルーリボンです。
このクルマは95年十勝バスが新製導入したもの。当初は広尾線代替路線の増備車として導入されたものの1台でしたが、広尾線の減便で余剰となり一般路線へ転用されています。
帯広22ナンバー、そして今では全道で数が減った丸目のブルリというのがなんとも懐かしくもあり安心感すら覚えますが、メトロ窓に前、中ドアが折り戸という独特のスタイルが目を引きます。 同じようなクルマは道南バスでも見られますが、道南バスは非冷房だったりしますからね。まさに古き良き時代のスタイルといった感じでしょうか。
元々は広尾線代替路線向けに入ったクルマのため、南十勝夢街道カラーで導入になった後、ラッピング車、黄色一色塗を経て現在のピンクベースのラッピング車となっており、時代とともに色々なカラーリングを纏って来ているクルマでもあります。 一時期ヘッドライト間に十勝バスの社名が入っていた時代もあるようですが、現在はフロントガラス下に社名が入るスタイルになっています。
今年で24年目のこのクルマ、十勝バスでも新車導入を積極的に行っているようなので、そろそろ置き換えられてしまう可能性がありそうですが、現在のクルマにはない見ていてちょっと安心できるようなスタイルのクルマがどんどん減りゆくのはさびしい限りです。 |
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