
今日は夕張鉄道から1台。 今日ご紹介するのは夕張鉄道本社所属の札幌200か5061、日野ブルーリボン・ノンステップです。
このクルマは昨年秋石勝線夕張支線廃止に伴い、JRからの交付金で導入となった新車のうちの1台。夕鉄の一般路線車としては14年ぶりの新車は3台導入され、夕張市内を中心に運用されています。
発注ポイントとしては、ロマンス仕様車になっているほか、ミラーは北海道中央バスやじょうてつのように非公式側が短いステーのものが採用されています。また給油口はオプションの非公式側設置タイプですが、全国的に見て標準の公式側設置タイプというのはどのくらいの率なのでしょう。私は今のところこの290系で公式側に給油口を標準仕様で設置しているクルマは先日ご紹介したトヨタレンタリースの日野レインボーくらいなのですが。
さて、以前もちらりとこの新車の話題を出したことがありますが、一般路線車も札幌急行線に入る場合があるので、新車もそのうち急行便に入ることもあるのではないかと述べましたが、思いがけずにキャッチ出来たこの新車、やはり急行便に入っていました。新車の導入以来急行便に入っている姿を度々見かけているので、以前よりも一般路線車が急行便を担当する率が上がっているのかもしれません。この時は夕方夕張へ戻る便でしたが、最終便で見かけたこともあるので、特に時間指定で入っているということではないようです。 東京都から無償譲渡された元都営のブルーリボン・ノンステップは一貫して夕張市内の路線限定で、札幌市内に顔を出すことはありませんでしたが、こちらのクルマは補助金で入ったクルマながら、他の一般路線車同様の使われ方をしているようです。新夕張駅ー新さっぽろ駅の便にも入っているようですからね。
札幌市内ではこの新車を見るのは難しいかなと思っていたんですが、今後ちょいちょい見かけるお馴染みの車両になるかもしれませんね。
長らく基本高速路線型などのクルマで運用されている札幌急行線ですが、そのうち高速路線タイプをやめて一般路線運用にグレードダウンするなんて日も来るかもしれませんね。 それにしても札幌市内で「南清水沢駅前」の行き先を見るというのも妙な感じがしました。夕張線廃止後はこの行き先はどうなるのかも気になるところです。「南清水沢駅前」から「駅前」だけが消えた表記になるのか、別な表記になるのか・・・。 |
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