
今日は北海道中央バスから1台。 今日ご紹介するのは北海道中央バス色内営業所おたもい車庫所属の札幌200か1960、日産+西日本車体工業96MC・B−U スペースランナーRPです。
このクルマは07年中央バスが7台新製導入したクルマのうちの1台。7台中5台がおたもい、2台が大曲へ配備されました。 PK代となったスペースランナーRPですが、このPK代のスペースランナーRPはこの時導入した分が最初で最後となりました。9m車はすでに他社では製造を終了しており、このスペースランナーRPだけが最後まで残った9m車となりましたが、06年にPK代が製造され始めてから1年ほどでこちらも製造が終了し、国産バスから9m車が消滅となっています。 受注も少なくPK代は全国で25台前後しか製造されておらず、そのうちの7台が中央バスへ納入となっているため、スペースランナーRPの中でもかなり中央バス的にも全国的にも希少なクルマとなっています。 モデルの終了が07年8月で、中央バスで導入したのが07年3月ですので、もしかすると最終ロッドの部類なのかもしれませんね。
この代のみ日野製のエンジンを載せており、車体は西の本車体工業、エンジンは日野製という組み合わせで日産ディーゼル名義のクルマというちょっと面白いコラボ作品でもあります。 日産と言えば三菱ふそうと組んでいましたので、日野製のエンジンというのはちょっと珍しい組み合わせのような感じですけどね。
このおたもいと大曲でしか現在のところ見られないPK代のスペースランナーRP、テールライトが小型バスのシビリアンと共通のものを使っているため、標準テールではなく、縦長のテールランプがついており、数あるスペースランナーRPの中でも異彩を放つリアデザインとなっているのも特徴の1つです。 |
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