 今日は夕張鉄道から1台。 今日ご紹介するのは夕張鉄道本社所属の札幌200か5012 日野ブルーリボンです。
このクルマは昨年夏に夕鉄が導入したKC代のブルーリボン。セレガの顔をしていますが、こちらは観光マスクをかぶったブルリとなります。 夕鉄ではセレガ顔のブルリは2台目、もう1台の観光前構を入れると3台目となります。
導入になっていたのは知っていたどころか、今年夕張まで行った際乗車までしているんですが、なかなか撮影ができずようやく先日撮ることが出来ました。
元々は三岐鉄道が99年に導入したもので、貸切カラーを纏って主にスクール便で活躍していた個体のようです。そのため99年式ですが、状態が良好ということで夕鉄が導入したのかもしれませんね。
見た感じセレガFS辺りに見えてしまいますが、リアを見るとブルリだなという感じですし、実際乗車して見るとセレガではなくブルリなんです。
ちょっと変わったこの観光マスクのブルリですが、札幌急行線に使われていますので、急行便を利用すると何かしらのクルマに乗ることが可能ながら、イレギュラーで一般路線車が来る場合もあります。
私は3台とも乗っているんですが、特にセレガ顔の2台に関して言えば、乗ってみるとやはりセレガとは車内の様子が異なりますし、窓もメトロ窓でエンジンの音もブルリそのものとなんとも不思議な感じのするクルマです。札幌ー夕張にはちょうどいいクルマかもしれませんが、高速路線やもうちょっと距離も乗車時間も長い都市間バスとしてはちょっと無理かな〜という感じのクルマです。 札幌ー夕張以外でピッタリなところと言えば、行動経由の札幌駅前・宮の沢駅ー小樽駅前の路線やニセコー小樽駅前、千歳駅前ー札幌ターミナルといった路線かな〜と。
なお夕鉄に入籍後側窓1枚目に側面表示機が取り付けられています。また同時にフロントの行灯もLED化が行われています。
かつてはこうした観光マスクを被った一般路線車というジャンルがありましたが、今はなくなってしまいましたね。今だとセレガーラ顔のブルリノンステやエルガノンステという感じになるのでしょうか。 ただ場運車でセレガーラ顔のトラックというものがありますから、不可能ではないんですよね。となると柔軟性の問題ということになるわけです。 |
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