
今日は十勝バスから1台。 今日ご紹介するのは十勝バス本社所属の帯広230あ1602、日野ブルーリボン・ノンステップです。
このクルマは15年にブルーリボン、いすゞエルガがモデルチェンジを行った翌年16年に十勝バスが新製導入したQRG代のブルリノンステップ。
士幌線代替路線向けとして導入になっているため、ハイバックシートが並ぶロマンス仕様車となっています。
この時入ったのが十勝バス初の290系になったわけですが、この290系、標準だと公式側の側窓1枚目に給油口が設けられているものの、道内では多くの事業者がオプションで非公式側の側窓1枚目に設置しています。そんな中十勝バスはさらにイレギュラーで、そもそも側窓部分には給油口を設けず、非公式側なのは変わりないのですが、車体の前輪後側付近に設置しているようなんですね。
側窓部分に給油口を設置している事業者のクルマでは、非公式側の車体には後輪前側に1か所だけリッドがついているものの、十勝バスの場合は2ヶ所あることから、前輪後方にあるリッドが給油口とみられます。
元々公式側が標準なのに、非公式側に設置するということも可能なんだな〜と当初思っていたものですが、さらにイレギュラーで車体にリッドを設けるというそもそもの設計とは全然違う位置に給油口をつけるという注文もメーカー側が受けてくれているということになるわけですね。そうなると給油タンクなども特注品になってしまうのでは?と思うのですが、十勝バスには十勝バスなりの理由がきっとあるのでしょうね。
それにしても道内では非公式側に給油口を設けている290系が圧倒的に多いですが、全国的にはどうなのでしょうね。 道内だと函館バスのエルガミオで標準仕様になっているぐらいかなと思うのですが。 |
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