レカ郎写真記


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...... 2019年11月26日 の日記 ......
■ ウィラーエクスプレス現る   [ NO. 2019112601-1 ]
北海道、沖縄を除く本州、四国、九州で都市間高速バスを運行しているウィラーエクスプレスですが、先日その車両を目撃しました。その場所が札幌近郊の中山峠。今までもこの姿を道内で見たことはありましたが、どれも中古で買い取り、バス会社の敷地内で次の転用を待つ状態で留置されている場面でしたので、公道で見たのは初めてでした。



まずはこちらから。いすゞガーラHDですが、それほど古いクルマではなさそうです。
もしやと思って見てみるとやはりナンバーがありませんでした。貸切で北海道に乗り入れてきた可能性もないわけではなかったのですが、この姿を見て思った通り、中古売却に伴う回送でした。
普通こうした陸送のシーンでは社名などはテープを貼って隠したり、すごいパターンだと白一色塗にして消して行うことが多いですが、ウィラーバスに関してはウィラーバスそのもの、今すぐ運用に入れるような状態での陸送というのがちょっと驚きでした。

そしてもう1台。



こちらは日野セレガHD
Jピラーを装備する関係からか、側面表示機がガーラより若干小さくなっているようです。
こちらもそれほど古いクルマではないようですが、ウィラーではお払い箱にされてしまったようです。かなり新陳代謝が激しいようですね。もはや使い捨て状態です。




リアにのみ仮ナンバーが付けられていました。
気になったのはなぜ中山峠にウィラーバスの回送がいたのかということ。普通は苫小牧か小樽までフェリーで来てそこから陸送になるはずですが、230号線を走って来たということは函館で陸揚げして函館からひたすら高速ではなく一般道で来たということになるのでは?と。
こういう輸送方法もあるんですね。

次の新天地がどこになるのかが気になりますが、最近ウィラーバスから中古車を多く買い、自社で使う他他社にも売却したりしている北都交通辺りが買ったものなのだろうか?と思ってしまうのですが、ウィラーの中古は北都交通以外でも最近は見られますからね。今後どこの事業者に入ってどのような形で使われるのか気になります。


このウィラーエクスプレス、そのうち北海道進出ということはないのでしょうかね。今のところ都市間バスは北海道中央バス系列と北都交通系列、北海道バス系列が市場を独占しているような状態ですが、ウィラーが道内の都市間バスに参入してくることがあれば、既存の事業者は穏やかではないでしょうね。ただ道内では鉄道がこんな状態ですから、今後ますます都市間バスが求められるでしょうから、ウィラーの参入も十分あり得るのではないかと思うのですが、北海道バスにしろウィラーにしろ、本州資本の事業者ですから出来れば地元北海道の事業者に頑張ってほしいなと感じてしまいます。

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