今日は下段モータースから1台。 今日ご紹介するのは下段モータースの札幌200か5403、日野ポンチョです。
このクルマは今年札沼線非電化区間廃止に伴う代替路線バス向けに導入となった2DG代のポンチョ・ショート。 代替路線には石狩月形を拠点とし、3台の車両が用意されましたがその中で唯一、そして一番大きい車両となるのがこのポンチョ。残り2台はバスではなくワゴン車のハイエースとなります。 ロングかなとも思ったのですが、おそらくこちらはショートと思われます。
ナンバーが5403ですが、5402までが北海道中央バスが登録しており、続く5404が中央バスなので、中央バスの新車に混じってこのクルマが登録されていることになります。こういうパターンもあるんですね。
このクルマは札沼線廃線区間のうち、石狩当別−石狩月形間の月形当別線に使用されるもので、月形当別線の車両には「とべーる号」の愛称がつけられています。 なお札沼線廃止前から稼働しているためか、このとべーる号の公式側には札沼線ラストランをPRする写真が貼られていますが、廃線後にはおそらく剥がされるでしょう。
鉄道の代替路線バスにはご当地キャラクターなどが描かれることは多いですが、その地を走っていた列車の写真やイラストなどをカラーリングの一部に採用するというのも、鉄道があった頃を思い起こさせてくれたり、このバス路線は鉄道の代替路線なんだということを未来に伝えたり、鉄道の存在を忘れないためにもあっていいのではないでしょうかね。
リアです。
乗降中の表示がLED化により薄くできるようになったためでしょうか、ボコっと飛びだす形ではなく、きれいに収まる形でついています。
車体には公式側もそうですが、当別と月形のキャラクターが描かれている他、沿線の風景を模した様々なものが描かれたカラーリングとなっています。 |
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