レカ郎写真記


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...... 2020年04月19日 の日記 ......
■ 下段モータース 札幌200あ781   [ NO. 2020041901-1 ]



今日も昨日に引き続き下段モータースのクルマを1台。
今日ご紹介するのは下段モータースの札幌200あ781、トヨタハイエースワゴンです。

このクルマは昨日ご紹介した下段モータースの日野ポンチョ同様、札沼線非電化区間の代替路線バス向けに用意されたもの。
この代替路線には3台の車両が用意されましたが、そのうちポンチョとこのハイエースの2台が月形当別線用に下段モータースへ配備されました。

カラーリングはポンチョと同じですが、車体の大きさの関係から若干の差が見られます。

ワゴン車ながら乗降口上部には車外灯が設けられており、バス色が強くなっています。
こちらもポンチョ同様「とべーる号」の愛称がつけられています。なお行先表示はサボ対応となっていますが、助手席に乗客が乗ることってあるんでしょうかね。であれば行先表示で視界がほとんど見えないような・・・。

さてふと疑問に思ったこと。それはナンバーで、こちらのハイエースは札幌200ナンバーなんですね。おや?ニセコバスがデマンドバスで使っているハイエースは札幌300ではなかったか?と思って過去の写真を見てみると確かに札幌300。この違いは何かと思ったら、今回札沼線代替路線用に用意されたものはハイエースワゴンでも長尺のグランドキャビンのようなんですね。ということは3ナンバーで収まっているニセコバスはグランドキャビンではなく、尺の短い3ナンバーサイズのものが採用されているようなんです。
同じ車種でもグレードによってナンバーの区分に差が出るというのは、このハイエースの尺がナンバーの区分けの境界部分という微妙な位置にあるということなのかもしれませんね。
ちなみに価格は約400万ほどらしいですが、改造費を入れると500万前後、2台で1千万とすると、ポンチョと合わせて札沼線代替路線向けの車両費は2500万前後と予想されますが、昨年廃止された夕張支線の代替路線向けにかかった車両購入費と比べると雲泥の差で、随分安上がりだったんだな〜と。
ある意味これが札沼線非電化区間にJRがつけた値段といった感じなのかもしれませんね。

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