
以前から感じていることの1つ。6両編成の列車が増えたんじゃないだろうか?ということ。結構前から思っていたんですが、最近になって一段と増えた気がします。 逆に3両編成の列車が減った気がするんですよね。
先日札沼線の駅で見た時刻表では、1時間中全列車が6両編成で来るというものはありませんでした。かならず1、2本3両編成が混じっているという感じだったんですが、以前だと札幌圏の3ドア電車は日中は3両が基本で6両は主に朝と夕方、そして快速エアポートぐらいだったはず。それが今では日中でも6両編成が普通に入っているんですよね。 逆にその時刻表によると、1時間中全列車3両という時間帯もありませんでした。
札沼線だけでなく、他の線区でも撮影していると6両編成が随分当たり前に来るな〜と感じます。以前だと函館本線には6両編成の運用は千歳線より多めという印象でしたが、今では千歳線にも6両編成が結構あるんですよね。しかも函館線、千歳線、札沼線共に6両編成にエアポート編成も使われています。エアポート編成の列車というのは固定運用で、この列車はエアポート編成で来るということになっているのか、それともその日によって6両でも来る編成がまちまちということになっているのか、そこまではわかりませんが、ただ3+3の6両編成とエアポートの6両編成で運用を混在させてしまうと、エアポートは必ずエアポート編成でなけれななりませんから、そのうち運用上不都合が生じてくることになるので、固定なんだろうか?と思うんですね。
以前だと朝ラッシュが終わるころに小樽、札幌、江別、岩見沢といった拠点駅で編成の分割が行われていたものですし、小樽や岩見沢では昼寝している編成も結構あったものです。そして夕方になると到着した3両に昼寝させていた3両をくっつけて6両にしたり、6両固定編成を札幌運転所などから出して来たりしていましたが、もしかすると連結や解放作業を減らして人員を削減するために、簡単に言えば用もないのに6両編成をそのまま日中も走らせているということなのでしょうか。 こうした作業にかかわる人件費と、必要以上に長い編成をガラガラの状態で走らせておくのとではどっちが安上がりなのか?と考えた結果、人件費を削減する方がコストカットには効果的ということだったのでしょうかね。
まあ今となっては6両で車内に余裕はあれば、人と人との距離を保つのに有効と言えますが、通常では結構無駄なようにも思えるんですけどね。
さて今日の写真もそんな6両編成の普通列車ですが、この時は733系+731系でした。こうして見ると733系の方が車体裾の絞り込みがきついんですね。なんだか振り子や車体傾斜装置でもついているかのような絞り込み具合です。 731系もそこそこ車体裾がローリングしているようにも思えるんですが、733系はそれ以上で、733系と比べるとこんなに直線的な車体だったっけ?と錯覚してしまいます。 |
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