
今日は札幌市消防局の消防車を1台。 今日ご紹介するのは札幌市消防局豊平消防署所属の救助3型、日野レンジャーです。
詳しい導入時期は不明ですが、表記から令和元年度導入となるこのクルマは豊平6として配備されたもの。
現行日野レンジャーをベースにしており、豊平消防では初の現行レンジャーとなりました。
なんといってもこのクルマ、頭がでかい。清田にも同じようにレンジャーベースのクルマが配備されていますが、このようなでかい頭になっていません。 ハイルーフの中身は通信機器などが搭載されているのでしょうかね。
またこのクルマのもう1つの特徴として、ルーフに赤色灯がないことが挙げられます。回転灯からだんだんとフラッシュ式の小型LED灯に代わり、灯火類はどんどん小さくなっていっていましたが、ついにルーフから消えてしまいました。その代わりおでこにびっしりLED式のフラッシャーがつくほか、再度にも白と赤のLEDフラッシャーがそれぞれつき、視認性を保っています。
清田の救助車は中型トラックのレンジャーと分かるホイールベースだったり、車体の大きさですが、こちらは小型トラックのデュトロがベースかと思うほどホイールベースが短く、コンパクトな車体になっています。
さらにでかい頭の他にも突き出たフロントバンパーが目を引きます。救助車故ウィンチが搭載されているのでしょう。ただここまで前に突き出ていると運転する時意識しないとぶつけてしまいそうです。 除雪トラックのようなフロントマスクですが、おそらくこの部分は特注になるのでしょうね。
またこの現行レンジャーからはアルミホイールを装備するようになっているようで、この豊平6以外の現行レンジャーもアルミを履いて配備されているようです。 新しいとはいえ、さすが公用車だけあってアルミホイールが鏡のように磨きこまれています。
少しずつ現行レンジャーが消防車に採用され納車されているようですが、そのうち日野車の消防車は全部この顔という時代が来るのでしょうね。 |
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