
今日は北海道中央バスから1台ご紹介です。 今日ご紹介するのは北海道中央バス大曲営業所所属の札幌200か3204、三菱ふそうエアロスター・MBECSーVです。
このクルマは中央バスが12年春に導入したもの。元々は横浜市交通局が00年に導入したもので、蓄圧式ハイブリッドを搭載したエアロスターとなります。
中央バスなど道内でも多くの事業者に渡ったこのエアロスターエアロスター・MBECSーVですが、トラブルの多かったハイブリッドシステムは停止して使用されていることが多いようですね。HV機構を停止させて使うという方法は今のハイブリッド車ではちょっと出来ない技かもしれません。
さて昨年ぐらいから中央バスでは90年代末期から00年代初めころのクルマの置き換えが始まり、移籍車も例外なく置き換えられています。 エアロスターはいち早くMTを廃止しAT一本に絞って間もなく10年となりますが、気づけば中央バスでもMTのエアロスターが少なくなってきました。発注車となるとかなり限られた台数しか存在しないまでになって来ていますが、中央バスにおけるエアロスターのMT社の多くを占めるまでになった移籍車までも数を減らし出していますので、数年でMT車のエアロスターはほぼ姿を消し、PKG代など限られたクルマだけになってしまうことでしょう。
古くはモノコックのブルドックから始まったフィンガーコントロールシフトの歴史も終焉が迫っているのでしょうね。 そして現在は移籍車のみとなっているワイドドアの中ドア車も移籍車の消滅とともに姿を消すことになりそうです。
この3204はそんな中生き残っているエアロスターの1台ですが、こちらも今年で20年目。がんばってあと1、2年の命となってしまうのでしょうね。 |
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