
今日は北海道中央バスから1台。 今日ご紹介するのは北海道中央バス札幌北営業所所属の札幌200か1943、日野セレガHDです。
このクルマは07年に中央バスが新製導入したPKG代のセレガHD。 中央バスにおけるセレガでは初となるPKG規制車となったグループの1台ですが、新製配備は岩見沢その後札幌東へ転属し再び岩見沢、月寒、そして再び岩見沢と札幌と岩見沢間で転属を繰り返してきた個体です。19年12月には札幌北へ転属しています。
トイレやオーディオなどを装備しない所謂ノーマル車なので短距離路線で活躍してきたクルマとなりますが、何度も転属を繰り返してきたこのクルマ、今年になってエンジンの不調により中央バスの2台目セレガとしては初の離脱車となってしまいました。 不調由来とはいえPKGより前のADG代を差し置いての離脱というのは、エンジンを載せ替えたり修理するより置き換えた方が早いと判断されるだけの経年具合や状態だったということにもなるわけです。確かに今年で早いもので13年目のクルマでしたからね。高速路線車としてはちょっと早い離脱程度で早すぎるというわけではなかったわけですが、それにしても2代目セレガーラが故障からの復帰を果たせず除籍されるというほどになっているんだなと改めて感じさせられる出来ごとではありました。
現在も製造されているモデルなだけに全然古さは感じないんですけどね。
そうなると中央バスグループ初のセレガーラとして導入になった、この1943よりもさらに古い札幌第一観光バスのセレガSHDも除籍扱いになったっておかしくない年式ということになるわけですが、バスの命は長いようで短いですね。 |
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