レカ郎写真記


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...... 2021年03月19日 の日記 ......
■ 札幌市 三菱MG500SU   [ NO. 2021031901-1 ]


今日は除雪グレーダーを1台。

今日ご紹介するのは札幌市保有の三菱MG500SUの除雪グレーダーです。

このグレーダーは07年度導入のもので札幌市ではG−70号車となっているもの。
キャブは近代的なガラス配置になっているものの、近年の除雪車に見られるエンジン部分が斜めにカットされたデザインではなくフラットなデザインになっています。07年はまだ四角いデザインだったんですね。

この日は1番車でやって来たので思いっきり前輪をリーニングさせています。まさにこれぞグレーダーという姿ですが、こういう技が出来るのはグレーダーだけですものね。
車体下を照らす照明がLED化されていますが、これは後天的なものでしょうね。

余談ですが、少々札幌市で公開している除雪車のデータを見てみたところ、最近は見かけないなと思っていた除雪トラック、10台しか保有していないようで、札幌市で一番持っている除雪車はグレーダーとなるようです。ドーザーよりもグレーダーの方が多かったんですね。

たった10台しかない除雪トラック、見る率がどおりで少ないわけです。単純に考えると札幌市は10区ですので1つの区に1台しか配備されていないことになります。
今季私が見かけたのは2回だけ。降雪量が多い時に除雪トラックを出してくるのだろうか?と思っていたんですが、今月2日のドカ雪処理では通常通りグレーダーでやってきていましたので、降雪量ではないようです。予備車的な扱いで、突発的な故障や整備で抜けたグレーダーの穴埋め的な感じで出てくるという感じなのかもしれませんね。
最終導入が15年のようですのでかれこれ6年ほど導入していないことになります。今後導入はせず札幌市では除雪トラックの使用をやめてしまうのでしょうかね。

ちなみに凍結防止剤散布車にはUDトラックス車の他に一部日野車もあるようで、こちらは令和2年度の導入も行われているようなんですが、どうやら大型ではなく日野レンジャーでの導入のようです。

なお先月23日の記事でご紹介したコマツGD675のグレーダーですが、令和2年度導入の新車だったようです。

また令和2年度分ではドイツ製の凍結防止剤散布車も導入しているようですが、私はまだお目にかかったことがありません。

さて3月も中旬を過ぎ、だんだんと雪解けの時期を迎え、今月上旬のドカ雪対応以来除雪車の出動も私の住む地域では見かけていませんが、そろそろ冬の間道路維持に奮闘してきた除雪車達も役目を終える時期になってきました。
久々に今季は除雪車の撮影を何度かやってみましたが、以前と比べると車両の他にも作業のやり方などにも変化が見られ、色々と興味深い点も多くありました。
今季は開発局の排雪作業というのを見ることができませんでしたが(おそらく作業していたであろう日は冬の雨の日でしたので)来年度は1車線積み込み型のロータリー車が活躍している場面を見てみたいものです。

来季は今季撮ったり見たりした除雪車がまた戻ってくるのか、それとも置き換えられて戻ってくることはないのかというのも気になるところです。

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