 今日は共通運輸のクルマを1台。
今日ご紹介するのは共通運輸の札幌200か5456、いすゞエルガです。
このクルマは昨年9月に新製導入となった2KG代のエルガ。 共通運輸では物流倉庫従業員の特定輸送を行っていますが、これまで三菱ふそうエアロスターを採用して来たものの、このエルガは初の新製導入となりました。
初めてのいすゞ車というだけでなく、2代目エルガの前戸仕様は最低でも札幌ナンバーエリアでは初導入と見られます。 やっとキャッチすることが出来たんですが、その車両は大変興味深いものがあります。
もちろん通常の前中戸仕様の路線車ベースですが、前戸のみですのでそうなると窓割りが変わってきます。本来中ドアがある位置が通常の側窓となっていることと、側面表示機がない関係で、2枚目の窓が小さく固定式となっています。
その側窓も標準仕様ではありますが、1枚目が逆T字、2枚目が固定式、3,4枚目がT字窓で5,6枚目が逆T字とT字、逆T字、固定、すべてが混在しているという状態です。
また公式側のパネル類も本来あるはずの中ドアがありませんから、後輪前の路肩灯の部分が別パネルになっている特徴が見られます。
シートは基本2人掛け、一部1人掛けという配列でローバックシートが採用されているようです。またそのシートにはビニールがかけられている他、窓にはカーテンが備わっています。
以前のエアロスターは白と赤やオレンジというカラーリングでしたが、こちらは茶色一色塗りでルーフだけ緑がかった白という配色が目を引きます。 給油口は前戸仕様ですので、通常は側窓部につくものが公式側サイドウィンカー後ろにリッドがついています。
ミラーもアームからして形状が異なり、ついているミラーもオプション品がついています。
ミッションはどうやらAMTが採用になっているようなんですが、導入から1年ほど経つものの、未だ新車のような状態を保っているというのは特定登録ながらも貸切車という位置づけのためきれいな状態を保つため努力されているのでしょう。ホイールまで新車のような状態でブレーキダストの汚れ1つありません。 これでアルミを履いていればもっと見た目が違っていたでしょうね。
ところで以前のエアロスターはどこへ行ってしまったのでしょう。QKG代とみられるエアロもいましたが、まったく見なくなったんですよね。QKG代ならまだまだ新しい方ですので、寿命で置き換えということはないと思うんですけどね |
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