
今日は古いものを。 先日PCに取り込んで忘れていた写真を発見しました。その中にあったのが今日の1枚。 キハ281系のスーパー北斗を撮ったものですが、よくみると6両目にキハ283系が1両入っています。中間車なのでキハ282でしょうかね。
今ではこんな編成をまず見ることがなくなってしまったキハ281系。キハ281系にキハ283系が入ることはあっても、キハ283系のSおおぞら、Sとかち編成の一部にキハ281系が入るということはありませんでした。おそらく車両数の違いでしょうね。それに石勝線方面にキハ281系が乗り入れる用意がなかったということにもなります。試運転ではあちこちの線区に出没しているようですが。
キハ281系+キハ283系の編成と言えば、よく入っていたのがS北斗6号、今の北斗6号に当たる列車でしょうか。かなりの確率で札幌片2両がキハ283系だったものです。 またこうして中間にキハ283系が混じるということも時々見られました。入る車両も中間車のキハ282もあれば先頭車のキハ283もありと色々でしたし、グリーン車だけという編成も見たことがあります。
今ではキハ283系が基本北斗系列に入ることもなくなり、すっかり袂を分かつ者同士になってしまいましたが、昔はよくこうした混結というものが見られました。今では考えられませんね。 でもこの場合キハ281系とキハ283系では出力なども違うはずですが、どのように制御していたのでしょう。高性能なキハ283系の方がキハ281系に合わせるという感じだったのでしょうかね。 編成内にキハ283系が入ると形状の違いでなんとなく分かるんですよね。キハ283系の方がキハ281系より丸っこい形状ですので。
そのキハ283系も次のダイヤ改正までの命。既に後釜であるキハ261系の釧路配備分が先日の甲種回送されてきた分で出揃うという事態になり準備が整いつつあります。 キハ183系やキハ281系の後輩であるキハ283系が先輩たちを差し置いて先に全廃するというのも珍しい逆転現象では?と思うんですが、キハ283系の淘汰が終わると次はいよいよキハ281系、一時はこれがこれからの北海道の特急車両の形になるのかと思ったほどの振り子式気動車ですが、その振り子式気動車が北海道から消える時が刻一刻と近づいています。 |
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