
早くも2023年になって1か月になろうとしていますが、そんな2023年に10周年を迎えるのが札幌市電のA1200形。 2013年に登場していますので、早いものでもう10年になるんですね。10年落ちとなると乗用車ならそろそろ乗り換えとか見切りをつけられる時期になるでしょうか。ちなみに製造は2012年でデビューは13年となります。 札幌市電初のノンステップ車、として久々の連接車として登場したA1200形ですが、鳴り物入りで登場したものの、車内レイアウトなどであまり評判がよくなく、今ではすっかり後輩で連接車ではなく単車で登場し、ロングシートのみのシートレイアウトとなった1100形の方が多くなってしまい、A1200形は製造されなくなってしまいました。まだ製造終了としたわけではないようですが、シートレイアウトを改めたとしても、あまり連接車であるメリットは感じませんから、今後も単車で導入が続くのではないでしょうか。実際連接車と単車、しかも対象の相手が1100形ではなく、旧車であっても編成の全長は大きく変わるわけではないですからね。
それに全国で導入が進むアルナ車両のリトルダンサーシリーズですから、多少の差異はあれど、全国どこに行ってもいるやつという感じで、ヨーロピアンスタイルの旧車と比べると札幌市電らしさ、オリジナリティがないなと感じるんですよね。 乗るにしてもA1200形や1100形が来ると時間に余裕がある場合は「次の旧型車まで待とうかな・・・」と思っちゃうんですよね。 まあ撮るとなるとカーブで撮ると単車にはない面白さはありますが。あとは連結部分にある円形の連結板をカーブで見ていると回転するような動きを見せるのは面白いな〜と。
今日の写真は今年デビュー10周年となるA1201。現在はラッピング車となっています。 こうしてみると中間車がほんとに箱ですね。連結を解除した状態だとほんとに四角い箱が置いてあるような感じになるんじゃないでしょうか。 |
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